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Channel: 散歩日記X
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芸術の秋-東京(8) 牛串

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疲れた体で、一軒目は人形町近くで活気のある「S屋」へ。カウンターに腰を下ろし、今日はホッピー黒で行くことにした。この店は牛串が売りのようなので、食べ物は牛すじ、牛タン、牛しろの焼き物をタレで注文する。疲れたときにはタレ味である。それから合いの手にキムチも頼んでおこう。

 

しばし飲んでいるうちに牛串焼きが到着。皿には辛子が添えられている。さっそくすじから食べると、程よくとろけるところと歯ごたえのあるところが入り混じっている。やっぱり今の体調だとタレが正解だね。脂身の旨いしろ、かなり肉っぽいタンもまたいい。



ホッピーの焼酎をお代わりし、今度は豚のカシラ、シロコロ山椒焼きを注文。この店、もつ煮など一品料理で美味しそうなものもあるのだが、となりに来ていたポテサラ、煮込みの量がとても多いのだ。私の頼んだキムチも結構な量だったので、ここは串焼きだけにしておいたほうが無難な予感がする。





カシラは肉肉しさが堪能できる味。シロコロは山椒タレが効いてはいるものの、私としては少し脂っぽいかなという印象である。

思った以上にホッピーの焼酎が多めで、それゆえホッピーが残ってしまったので、もう一杯焼酎をお代わりする。最後の注文は牛ハツ芯(ちょっといいところなのだろう)、牛タンつくねとしておく。





牛ハツ芯はかなり脂の乗った味。牛タンつくねはつくねでありながらも、牛タンの味わいと歯ごたえも残っているというなかなかの傑作。ちょっと焼き物以外のつまみのボリュームが多すぎるのではないかという心配はあるものの、軽く一杯やるには非常に良い店であった。近くにあったらまた行くに違いあるまい。


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