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Channel: 散歩日記X
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20141129ギャラリー巡り

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本日は丸井→ARTスペース201→さいとう→スカイホール→創→11コンセプト スペラレ→鴨々堂→三越→富士フイルム→大通→グランビスタ→道新→時計台→たぴお→大同→エッセ→大丸→資料館の18か所。回るギャラリーを書いた手帳を忘れ、記憶と野生の勘に頼らざるを得なくなるという失態。

■ARTスペース201「札幌市立大学写真映像部SEED 僕の私の五臓六腑」。
岩田翔星「flyout/mosaic」:ものを分解したり破壊するシーンのスロー映像を交えたビデオ作品。結構面白い。

結構早い時間に行ったところ、椅子で女子学生が寝ていて、私に気がついて目が覚める。1分くらいたって「おはようございます…(小声)」というので、笑いそうになった。

■さいとうギャラリー「Saki個展きのうのゆめ」。こまごまとしたものの描写に良い所がある。少しの違和感を交えた作品で、ありそうといえばありそうだが、楽しめた。

次の写真は「木下弥八郎顕彰碑」らしい。札幌じゃ有名なの?



■ギャラリー創「時を刻む建築-コンクリートブロックの魅力」。正直なところ建築模型にもコンクリートブロックにも興味が無いのだが、面白かった展覧会。建築家が建てた住宅の竣工時の写真と現在の外観写真に加え、5年ごとにどんな家族構成だったのかが記録されているのだ。例えば最初は家族4人でも、やがて子供たちは独立し、別の家で子供が生まれ、最近は老夫婦二人暮らし、何ていうのが見て取れる。最高齢は102歳の方がいるようだし、男女二卵性の双子(双子でなくても誕生間隔によっては同じ年になるケースもあるが)と思われるケースもある。家には人が住むという当たり前のことを視覚化した作品である。

 
→写真右は水産加工の「久米商店」が閉店になったのを確認したので掲載。

中途半端な位置にいたので、徒歩ですすきの駅まで北上。途中のお寺を撮影。

 



■ギャラリーたぴお「林教司個展」。見ようによっては厳しいが、私にとっては心和む抽象画を見る。

■ギャラリーエッセ「おつむてんてん~てきぱきなんて、できません。~」。
長屋舞子「朝食」:布で作った立体的なトーストの上に女の子を眠らせ(シルクスクリーン)、チーズや目玉焼き、ベーコンなどをトッピングした作品。布モノは割と苦手なのだが、これは何だか面白い。
長屋舞子「卒業アルバム」:3年2組の男女似顔絵をシルクスクリーンで。なぜか男女ともに4人がアルバムから脱落して、小さな四角の形で枠外にでている。どこか意味深である。

■札幌市資料館「斎藤由美子水彩画展」。何気なく見ると自然な植物の画にも見えるのだが、次第にある種の怖さが感じられる作品であった。
「ひみつの花園」:鉄柵からこちら側に草むらが伸び、可憐な小さな花が咲いている。しかし、ちょっと目を離して振り返ると、ぐっとこちらに接近して、あっという間に包囲されてしまいそう。そんな「だるまさんころんだ」状態が感じられるのは植物に生々しさを感じさせる所があるのだろうか?



■その他
→11コンセプトスペラレはセキュリティロックがかかっており、関係者が来ないと展示会場が見られないというありさま(土曜日だから?)。展示会場には私に全く何の関係もないおしゃれ家具が沢山あった。
→鴨々堂周辺にて。
 



■気になるニュース
→丸井今井美術工芸ギャラリーが2015年1月6日に営業終了する模様。

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