５００円の幸せ

いよいよゴールデンウィークの連休も終わり。今日も祝日だが日曜日ではないので、もしかすると近所のクラシックな食堂が開いているかと思ったら、開いていなかった。そこから昼食をどこで食べるか迷走。しばらくして中通りから出たところ、目の前に昭和ラーメン「Ｆ」がちょうどあった。以前から興味のある店でもあり、ここがいいんじゃないか。

入店すると、テーブル席、カウンター席と７割くらいの入り。家族連れ、年配の方が多いのも、この店ならではかもしれない。食券機で醤油ラーメン（500円）の券を購入し、カウンターへ。最近の札幌の有名どころラーメン店では、基本が750円～800円というところも多いのだが、そんな中で頑張っての500円である。

しばし待つと、私の醤油ラーメンがやってきた。まず見た感じ、実に整ったお姿である。早速食べて見ると、表面にほんのり脂はあるものの、あっさり控えめの醤油味。まさに昭和ラーメンである。



具もシンプルに、トロトロではないチャーシュー、メンマ、ネギ。そうだ、私たちには半熟煮玉子なんていらないのである。血圧の高さで最近やめるように心がけているスープの完飲だが、ついギリギリの所まで飲んでしまった。わずかな物足りなさが後を引くのである。

これでいい、いや、これがいい。と言いたくなるラーメンであった。次は塩味を試しに来なくてはなるまい。