連休中の小旅行である。今日は一日散歩切符を使い、琴似駅を出発。快晴である。
祝日なのでラッシュに会うこともなく森林公園駅に到着。
ここからバスで北海道博物館へと向かう。もちろん目的は「夷酋列像」展である。
混雑を予想して少し早目に来たのだが、なんと入口に一番前に到着。私以外の人が並ぶ気配もあまりない。
入場したら「最初の展示は後回しにして、まずブザンソン美術考古博物館の夷酋列像を見よう」と作戦を練っていたのだが、入口からわずか5mくらいの所にそれがあった。東京の展覧会のイメージもあり、力み過ぎていたのは私だけの模様。
その後、一時ブザンソンの夷酋列像の所が混雑していたが、後で見ると時には誰も見ていなかったりして、拍子抜けの混雑の無さであった。
さて、その後、恒例のごとくメモを取りながら見ていたのだが、警備員氏から「鉛筆の使用は禁止です」とのお言葉。シャープペンシル禁止はわかるが(インクの出るペンとの区別がつきにくい)、まさか鉛筆禁止とは思わなかった。警備員氏が勘違いしているのだろうと思い、受付嬢に聞いたところやはり禁止とのこと。ここで言い合ってもらちが明かないので、後日事実確認をすることしよう。ということで、あまりここに書くべきことがない。
「夷酋列像」だが、蠣崎波響のものを元本として、写本が作成されていく。実に正確に写本がされているのだが、やはりどこかで変形してしまい、二人の人物が合体した作品になったり、一般的なアイヌ民族を表す形にすり替わって行ったりする。また蠣崎自身も「関羽図」や西洋人物図をもとにした所もあるようで、当時の絵画イメージの流れが分かる展覧会であった。また私は夷酋列像に十二神将のイメージも含まれているのではないかという気がした(武器を持ったポーズや動物が良く描かれていることから)。
その他、円山応挙の作品があり、蠣崎波響の花鳥画が非常に上手いことも分かった。後、いわゆるアイヌ文様だが、展示の流れを見ているとその原型は龍と雲図ではないかという気もするのであった。
大変興味深い展覧会だったのだが、いつもメモを取る身としては、鉛筆使用禁止がなあ…。生まれて初めてそんな展覧会にであったよ。
常設展示は今回スキップし(早く見に来なくては)、移動開始。帰りはバスの時間が合わず、森林公園駅まで歩く。天気がいいので少々暑くなってきた。
祝日なのでラッシュに会うこともなく森林公園駅に到着。
ここからバスで北海道博物館へと向かう。もちろん目的は「夷酋列像」展である。
混雑を予想して少し早目に来たのだが、なんと入口に一番前に到着。私以外の人が並ぶ気配もあまりない。
入場したら「最初の展示は後回しにして、まずブザンソン美術考古博物館の夷酋列像を見よう」と作戦を練っていたのだが、入口からわずか5mくらいの所にそれがあった。東京の展覧会のイメージもあり、力み過ぎていたのは私だけの模様。
その後、一時ブザンソンの夷酋列像の所が混雑していたが、後で見ると時には誰も見ていなかったりして、拍子抜けの混雑の無さであった。
さて、その後、恒例のごとくメモを取りながら見ていたのだが、警備員氏から「鉛筆の使用は禁止です」とのお言葉。シャープペンシル禁止はわかるが(インクの出るペンとの区別がつきにくい)、まさか鉛筆禁止とは思わなかった。警備員氏が勘違いしているのだろうと思い、受付嬢に聞いたところやはり禁止とのこと。ここで言い合ってもらちが明かないので、後日事実確認をすることしよう。ということで、あまりここに書くべきことがない。
「夷酋列像」だが、蠣崎波響のものを元本として、写本が作成されていく。実に正確に写本がされているのだが、やはりどこかで変形してしまい、二人の人物が合体した作品になったり、一般的なアイヌ民族を表す形にすり替わって行ったりする。また蠣崎自身も「関羽図」や西洋人物図をもとにした所もあるようで、当時の絵画イメージの流れが分かる展覧会であった。また私は夷酋列像に十二神将のイメージも含まれているのではないかという気がした(武器を持ったポーズや動物が良く描かれていることから)。
その他、円山応挙の作品があり、蠣崎波響の花鳥画が非常に上手いことも分かった。後、いわゆるアイヌ文様だが、展示の流れを見ているとその原型は龍と雲図ではないかという気もするのであった。
大変興味深い展覧会だったのだが、いつもメモを取る身としては、鉛筆使用禁止がなあ…。生まれて初めてそんな展覧会にであったよ。
常設展示は今回スキップし(早く見に来なくては)、移動開始。帰りはバスの時間が合わず、森林公園駅まで歩く。天気がいいので少々暑くなってきた。