森林公園駅からとりあえず江別へ移動。江別から岩見沢に移動。電車はまあ空いている。
岩見沢に到着し、まずは昼食だ。今日は食堂っぽい店ということで、迷わずこの店のイメージが頭に浮かんだ。「N」食堂へ初めて入って見る。4人がけテーブルはそれぞれうまっているため、ちょっと困ったなあと思いつつ座敷の4人がけ席を利用させてもらうことにした。
この後の様子を見ると、客は自分でカウンターに水を取りに行き、ついでに注文するというシステムの模様。それを把握する前であったが、たまたま店の人が来てくれたので、王道のカツ丼を注文することにした。
先客にほとんど料理が出ていなかったので「こりゃ長くかかりそうだ」と思ったが、意外にてきぱきと料理が出はじめて、私の所にもほどなくカツ丼がやってきた。丼とお椀の二つの蓋をとる。
お椀は味噌汁ではなくお吸い物のよう。出汁の香りが良く出ている。これをちょっと飲んでからカツ丼を食べると、まさにこれが食堂のカツ丼。甘辛く味は濃いめ、汁気も多目。卵のとじ加減はかなり良いが、カツはしんなり気味。いや、ご飯との一体感があるからそこがいいのである。
かきこむようにして食べ、漬物を食べ、お茶でほっと心を和ませる。もう100円安ければ完璧なのだが、良い食堂のカツ丼にであった。
この後、道に迷いつつ、岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館へ。
常設展では「松島正幸の世界<こころの旅路ヨーロッパ>」が開催中。彼の日本をテーマにした作品はどちらかというと端正な印象だが、ヨーロッパをテーマにした作品は濃厚な感じがする。
2階では企画展「岩見沢の美術 セレクト5展」が開催されている。
生田直弘「キューブ「風車」」:キューブを棒状に変化させ、さらに回転して作り出す形だろうか。
今橋香奈子「サクラウタ」:物語に登場する女性を描いているような作品。
尾形香三夫「練上皿「ふたつの世界」」:グレーのさざ波が皿の上を走っているよう。タペストリー作品に近いか。
佐藤宏三「「午後」石狩川河川敷」」:馬の親子を中心にドーンと描いた作品。
下田徹「追憶O」:水の流れるチューブのような爽やかさと、生命のひそんでいる黄身の悪さが同居している。
宮地明人「そこに在るということ」:こちらは物語を極力排し、それでいて人は存在しうるのだよという作品に見える。
駅に戻る。駅前横丁では、かつて私が訪問した居酒屋「Y」が閉店になっていた。岩見沢駅2階で「深呼吸 佐藤千穂絵画展」を見てから、滝川へと向かう。
岩見沢に到着し、まずは昼食だ。今日は食堂っぽい店ということで、迷わずこの店のイメージが頭に浮かんだ。「N」食堂へ初めて入って見る。4人がけテーブルはそれぞれうまっているため、ちょっと困ったなあと思いつつ座敷の4人がけ席を利用させてもらうことにした。
この後の様子を見ると、客は自分でカウンターに水を取りに行き、ついでに注文するというシステムの模様。それを把握する前であったが、たまたま店の人が来てくれたので、王道のカツ丼を注文することにした。
先客にほとんど料理が出ていなかったので「こりゃ長くかかりそうだ」と思ったが、意外にてきぱきと料理が出はじめて、私の所にもほどなくカツ丼がやってきた。丼とお椀の二つの蓋をとる。
お椀は味噌汁ではなくお吸い物のよう。出汁の香りが良く出ている。これをちょっと飲んでからカツ丼を食べると、まさにこれが食堂のカツ丼。甘辛く味は濃いめ、汁気も多目。卵のとじ加減はかなり良いが、カツはしんなり気味。いや、ご飯との一体感があるからそこがいいのである。
かきこむようにして食べ、漬物を食べ、お茶でほっと心を和ませる。もう100円安ければ完璧なのだが、良い食堂のカツ丼にであった。
この後、道に迷いつつ、岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館へ。
常設展では「松島正幸の世界<こころの旅路ヨーロッパ>」が開催中。彼の日本をテーマにした作品はどちらかというと端正な印象だが、ヨーロッパをテーマにした作品は濃厚な感じがする。
2階では企画展「岩見沢の美術 セレクト5展」が開催されている。
生田直弘「キューブ「風車」」:キューブを棒状に変化させ、さらに回転して作り出す形だろうか。
今橋香奈子「サクラウタ」:物語に登場する女性を描いているような作品。
尾形香三夫「練上皿「ふたつの世界」」:グレーのさざ波が皿の上を走っているよう。タペストリー作品に近いか。
佐藤宏三「「午後」石狩川河川敷」」:馬の親子を中心にドーンと描いた作品。
下田徹「追憶O」:水の流れるチューブのような爽やかさと、生命のひそんでいる黄身の悪さが同居している。
宮地明人「そこに在るということ」:こちらは物語を極力排し、それでいて人は存在しうるのだよという作品に見える。
駅に戻る。駅前横丁では、かつて私が訪問した居酒屋「Y」が閉店になっていた。岩見沢駅2階で「深呼吸 佐藤千穂絵画展」を見てから、滝川へと向かう。