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20151205ギャラリー巡り

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本日は近美→らいらっく→時計台→大同→大丸→紀伊国屋→エッセの7か所。午前中、インフルエンザの予防接種、午後はイベント参加とあって、回りきれなかった所多数。残念。

■北海道立近代美術館「新道展60周年記念会員展」。
田村純也「魂域~zero~」:入口付近で見ごたえのある、インスタレーション。



野又圭司「「経済」という全体主義」:タワーマンションや高速道路の壮大な廃墟。



楢原武正「大地/開墾2015-11」。さすがの迫力。今展覧会ではインスタレーションが目立っていたように思う。



合田典史「北の街II」:静かな港町。トタン屋根の色が目立つ、人のいないあっさりした風景。これは北海道の地方都市らしい。
高橋孝「夜明けの詩」:青空に月、そして蝶が舞う。赤い布のような地面にセミやクワガタ、トンボ。精密で不思議な作品。



■時計台ギャラリー「第9回北海道現代具象展」。時間に余裕がなかった。こんなことなら、小樽でゆっくり見て来た方が良かったかも。

金井訓志「麗し、MissB」:あえて太い線でキッチュなオバチャンを描いた作品。マンガやリキテンスタインっぽさがある。
西田陽二「赤い扇」:白いドレスに赤い扇の色彩の対比もあるが、レースなどのタッチに見どころあり。
森山誠「作品15-5」:白地に筆でザクザクと線を引いた作品。雪景色のようにも、黒い鳥が飛んでいるようにも見える。

■大同ギャラリー「北海道版画協会作品展」。
兼平浩一郎「OVERLAY」:白から紺へのグラデーション。縁取りの茶色もいい。
宮井保郎「STAR BURST」:洞窟内の光の世界のようだ。
藤林峰夫「休漁の朝」:浜辺の漁具に僅かばかりの雪がかかる。やはりこういう作品もあってほしい。

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