本日は道新→時計台→大同→グランビスタ→大通→富士フイルム→三越→文学館→500m→市民→ARTスペース201→さいとうの12か所。
■時計台ギャラリー「第13回石狩支部美術顧問展」。
多田和史「ソウイウワケ」:壁から突き出た象の頭のような、また異星生物の脚のような彫刻。目立っていていい。
■グランビスタギャラリー「+d [プラスディー]展」。購入できるデザイン小物の展示。ちょっと欲しくなるものもあった。
■北海道立文学館「「さとぽろ」発見 大正 昭和・札幌 芸術雑誌にかけた夢」。展覧会は「道立文学館開館20周年」と銘打たれている。少々地味な展示だが、まさに北海道の文学(詩・美術)がテーマということか。
伊藤義輝「白石煉瓦場風景」:畑の中に煉瓦工場が描かれた版画。昔は札幌でも煉瓦を作っていたんだね。
文学館前には雪像が作られている。
中島公園では歩くスキーをやっている人が大勢いた。中国語らしい言葉で話をしている人もいたので、体験観光のコースとして組まれているのだろうか。池はすべて雪で覆われている。
■500m美術館「The 4th Sapporo 500m Gallery Award」。
山崎阿弥「都肢、耳が瞬くときの」:とにかく精根傾けた力作。ぜひ本物を見てほしい。
高田洋三「Camouflage」:雪まつりの石像を作る自衛隊の隊員と、その服装をデザイン化したものだろうか。これも面白い作品だ。
■500m美術館「ズレ展」。
池端宏介「札幌10区」:私の住んでいる西区の写真をアップしよう。確かに西区は蕎麦の名店が多い印象がある(琴似はそうでもないが)。うどんも讃岐うどんが進出してくる前から、琴似に有名店があるしなあ。ちなみに写真は500m美術館のボランティアスタッフ・関田勝己が撮影したとのクレジットがあった。
加賀城匡貴「ズレぱ行」:何だか言われるとそう見えてくる。
同「ズレいろいろ」:家の壁のギザギザが山脈に見える。
鈴木悠哉「city language」:何かを表現している形に見えるのだが、なんだろう。ぐったりした人注意か?
■市民ギャラリー「札幌大谷大学芸術学部美術学科卒業制作展」。これは行っておいてよかった。
葛西由香「明治物語」:平治物語をベースに、たけのこの里ときのこの山の合戦が描かれた襖絵。これはいい。
有野麻由子「ぼっちの日常~生きづらい」:友達もいない、もてない男のあるあるを自虐的に描いた版画作品。大丈夫、大人になれば一人で生きるしかないから。
金田侑子「叔父さんの宝物~好奇心のままに~」:懐かしい、昔の本の挿絵を思い出すような銅版画。
川辺理子「プリーツと君」:プリーツスカートをはいた女性の腰から膝下の辺りだけをずっと映す作品。わずかな風が吹いているのだが、我々は心の中で強く叫ぶ。「もっと風よ吹け!」と。
齊藤円「After the decision」:部屋の中で過ごす女性を映した作品。途中である小さな決断(といっても掃除をするか、何かを食べるか、というレベル)で世界は分岐していく。モニター4つのそれぞれで、違う世界が進行していくが、結末は果たして…。私は時間がかかるので、映像作品というのを見ていられないのだが、これは強烈に興味を引かれた。素晴らしい作品だと思う。
舘山羽純「光II」:ビルの上からの視点だろうか。上空から見落とす商店街の明かりと、建物の影の闇。
■ARTスペース201「群青」。
小林孝人「沖縄風景」:これ、ほめ言葉なんだけれども、全く沖縄らしくない沖縄の風景。多少、ヤシの木などは写り込んでいるものの、いわゆる海とビーチ・市場・ステーキ・青い空といった沖縄らしさは全く現れない作品になっている。ここまで徹底できるのは素晴らしい。この人にニューヨークやラスベガスを撮影してきてほしい。
佐々木練「どうでもいい日常の切り取り方 half」:こちらは札幌風景だが、かなり常識的な街の切り取り方である。
加藤良明「俯瞰」:2点1組で展示される「対展」に出品されているのだが、その対称性というよりもイタリア風景がとにかくすごい。岩場の上に家が建っているのだが、あふれてこぼれ落ちそうな感じなのだ。
■時計台ギャラリー「第13回石狩支部美術顧問展」。
多田和史「ソウイウワケ」:壁から突き出た象の頭のような、また異星生物の脚のような彫刻。目立っていていい。
■グランビスタギャラリー「+d [プラスディー]展」。購入できるデザイン小物の展示。ちょっと欲しくなるものもあった。
■北海道立文学館「「さとぽろ」発見 大正 昭和・札幌 芸術雑誌にかけた夢」。展覧会は「道立文学館開館20周年」と銘打たれている。少々地味な展示だが、まさに北海道の文学(詩・美術)がテーマということか。
伊藤義輝「白石煉瓦場風景」:畑の中に煉瓦工場が描かれた版画。昔は札幌でも煉瓦を作っていたんだね。
文学館前には雪像が作られている。
中島公園では歩くスキーをやっている人が大勢いた。中国語らしい言葉で話をしている人もいたので、体験観光のコースとして組まれているのだろうか。池はすべて雪で覆われている。
■500m美術館「The 4th Sapporo 500m Gallery Award」。
山崎阿弥「都肢、耳が瞬くときの」:とにかく精根傾けた力作。ぜひ本物を見てほしい。
高田洋三「Camouflage」:雪まつりの石像を作る自衛隊の隊員と、その服装をデザイン化したものだろうか。これも面白い作品だ。
■500m美術館「ズレ展」。
池端宏介「札幌10区」:私の住んでいる西区の写真をアップしよう。確かに西区は蕎麦の名店が多い印象がある(琴似はそうでもないが)。うどんも讃岐うどんが進出してくる前から、琴似に有名店があるしなあ。ちなみに写真は500m美術館のボランティアスタッフ・関田勝己が撮影したとのクレジットがあった。
加賀城匡貴「ズレぱ行」:何だか言われるとそう見えてくる。
同「ズレいろいろ」:家の壁のギザギザが山脈に見える。
鈴木悠哉「city language」:何かを表現している形に見えるのだが、なんだろう。ぐったりした人注意か?
■市民ギャラリー「札幌大谷大学芸術学部美術学科卒業制作展」。これは行っておいてよかった。
葛西由香「明治物語」:平治物語をベースに、たけのこの里ときのこの山の合戦が描かれた襖絵。これはいい。
有野麻由子「ぼっちの日常~生きづらい」:友達もいない、もてない男のあるあるを自虐的に描いた版画作品。大丈夫、大人になれば一人で生きるしかないから。
金田侑子「叔父さんの宝物~好奇心のままに~」:懐かしい、昔の本の挿絵を思い出すような銅版画。
川辺理子「プリーツと君」:プリーツスカートをはいた女性の腰から膝下の辺りだけをずっと映す作品。わずかな風が吹いているのだが、我々は心の中で強く叫ぶ。「もっと風よ吹け!」と。
齊藤円「After the decision」:部屋の中で過ごす女性を映した作品。途中である小さな決断(といっても掃除をするか、何かを食べるか、というレベル)で世界は分岐していく。モニター4つのそれぞれで、違う世界が進行していくが、結末は果たして…。私は時間がかかるので、映像作品というのを見ていられないのだが、これは強烈に興味を引かれた。素晴らしい作品だと思う。
舘山羽純「光II」:ビルの上からの視点だろうか。上空から見落とす商店街の明かりと、建物の影の闇。
■ARTスペース201「群青」。
小林孝人「沖縄風景」:これ、ほめ言葉なんだけれども、全く沖縄らしくない沖縄の風景。多少、ヤシの木などは写り込んでいるものの、いわゆる海とビーチ・市場・ステーキ・青い空といった沖縄らしさは全く現れない作品になっている。ここまで徹底できるのは素晴らしい。この人にニューヨークやラスベガスを撮影してきてほしい。
佐々木練「どうでもいい日常の切り取り方 half」:こちらは札幌風景だが、かなり常識的な街の切り取り方である。
加藤良明「俯瞰」:2点1組で展示される「対展」に出品されているのだが、その対称性というよりもイタリア風景がとにかくすごい。岩場の上に家が建っているのだが、あふれてこぼれ落ちそうな感じなのだ。