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Channel: 散歩日記X
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なぜか秋田(10)

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今日は30度近いため、体力を消耗した。昨日は17時過ぎに一杯開始したのが早すぎたせいもあり、もう少しスロースタートで行きたい。ということで、一旦ホテルに戻り、テレビを見たり、短時間の仮眠をとる。17時半になり(それでも早いか)、再び夜の街に出撃である。

またもや昨日と同じようなコースをぐるぐる回り、ひと悩み。相当入りづらい感じを醸し出しているが、外のメニューを見ると興味がそそられたので、「HS」という店に入ってみることにした。先客はまたもやなく、一番目の客になってしまう。



うむ、でもメニューはなかなかよさそうだね。



まずはビール、通しにはみず(という山菜)とタコが出てきた。あっさりした味付けの通しを食べながら、メニューを検討する。



かなり古い店構えなのだが、店内には色紙が結構ある(書かれたのはそこそこ昔だが)。もしかすると、結構な有名店なのかもしれない。他の客がいないのでカウンターの写真を掲載するが、椅子が立派で座りやすく、くつろげる感じがする。

 

まずは秋田を代表する味、とんぶりから。醤油をかけて、長芋とあえて食べる。大した味のない食べ物なのであるが、歯ごたえがつまみにちょっといい。ここでやまとしずく生もとという地酒を注文。

 

そしてこの暑い日に、鍋を頼んでしまった。もちろん名物、塩魚汁鍋(しょっつる鍋)ハーフである。



まずは豆腐、ネギをつまみ、汁を飲む。魚介の風味は上品に香る程度で、発酵食品の癖は感じない。そしてメインのハタハタを取り出す。



おお、淡泊ながら汁と白身がピッタリだ。骨の隙間の身まで、あっという間に食べてしまう。そして最後に残った野菜を食べると、白菜なんかはトロトロになっているのだ。たまらないね。



後は鯨と茄子の鍋なんていうのも気になるのだが、まさか鍋2連発はあるまい。結局、ハタハタ塩焼きで焼いた味を確認したくなってしまった。



おお、良い焼き加減だ。そして腹にはもちろんブリ子がたっぷり詰まっている。



やっぱりこの香ばしい味は頼んでみて正解だった。大分腹も満ちてきて、まずはここまでとしよう。

 

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