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Channel: 散歩日記X
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冬の小樽(1)

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今日は3連休の中日、以前より小樽に行こうと思っていた。ところが23日は雪により札幌圏の交通が大混乱。明日の天気次第かなと思っていたが、天気そのものは晴れ。じゃあ、何とかなるかと午前中はすでに札幌圏は全面運休となったJRは諦め、高速バスで行くことにした。一応、中央バスのホームページを見ると、運休はでていないようである。

しかし、よく考えたらJRが止まっているんだから、バスは込んでいるのだろうな。それから、札幌の中心部を抜けるのには相当時間がかかるのだろうなと悪い予想をしだしたところで、何時の便かは分からないが小樽行きの高速バスがやってきた。予想通り、満席で立っている人もいる。

とりあえず乗車し、しばらくすると「西20丁目(高速に入る手前の停留所)で座席が空かない場合、座れない方は一旦降車して次の便を待っていただきます」という非情な宣告があった。周りに乗っているのは大部分が外国の観光客である。彼らは白い恋人パーク目当てだったりしないのだろうかと思ったが、西20丁目での降車客はあまり多くはなかった。

あれ、これ降りろってことかと思うとバスはそのまま発車。運転手から「お立ちの方は補助席にお座りください」というアナウンスがあった。ふー、補助席を使ってもいいのね。ということで立っていた人はすべて補助席に座り、無事高速道路に入る。高速は50キロ規制であったが、小樽となればそれほど時間はかからない。

ということで、1時間程度で小樽到着。しかし、料金を払うところで海外の人ばかりのため時間がかかる。やはり観光地には国際的に利用できる電子決済が必要かもしれないね(私は使う気がないが)。

何とかバスを降りると、小樽の印象は「札幌より雪が少ない」。幸い観光客が通るような道路は舗道を含めて割と除雪が行き届いている。ということで、まずは昼食を取ろうと駅前近くの蕎麦屋さん「YY」へ。最初から心を決めていたラーメンを注文。小樽の蕎麦屋さんはラーメンを出すところも多いんだよね。

待つことしばし、良い感じのラーメンがやってきた。



早速食べると、まずは申し分ないほど熱いね。やはり北国の冬に食べるラーメンはこうでなくてはいけない。味は穏やかな醤油味(塩味っぽいか?)、麺は昔ながらの札幌ラーメンという感じだ。ナルトに麩という、絶滅危惧具材も嬉しい。

ところで店内には、しばらく休業していたが12/23より営業を再開したという旨の張り紙がしてあった。店主が入院でもしたのだろうか。何にせよ、この素朴なラーメンが味わえるのは嬉しいことであった。


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