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新年・東京(6)デトロイト

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両国から秋葉原で乗り換え、上野へと移動。

■上野の森美術館「デトロイト美術館展」。会場入口にはデトロイト美術館にあるフレスコ画、ディエゴ・リベラ「デトロイトの産業」のレプリカが展示されている。また、「本日は撮影できません」との掲示があるが、月・火であれば作品の撮影が可能らしい。

 

アンリ・ジェルヴェクス「パリのカフェにて」:都会的でシニカルな感じのする作品。
オディロン・ルドン「心に浮かぶ蝶」:蝶が見づらくなるであろうオレンジの背景に、あえて赤い蝶を描く。
ワシリー・カンディンスキー「白いフォルムのある習作」:風景っぽいところもあるし、物質感がなかなか強い。

エミール・ノルデ「ヒマワリ」:ヒマワリの縁の部分は黄色だが、中心部分はすべて黒と病んだ感じがする作品。
エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー「月下の冬景色」:水色の山や赤紫の樹と色彩が独特。
オスカー・ココシュカ「エルベ川、ドレスデン近郊」:生々しい色がいい。

オットー・ディクス「自画像」:ミスタースポック的な風貌。非常に気になる肖像画である。
アンリ・マティス「コーヒータイム」:ちゃぶ台にコーヒーが置かれるなど、オリエンタルな雰囲気。
パブロ・ピカソ「読書する女性」:いわゆるピカソの女性像。分かりやすくていい作品だ。

シャイム・スーティン「赤いグラジオラス」:花のみを描いた作品で、ちょっと珍しいのでは。
フィンセント・ファン・ゴッホ「オワーズ側の岸辺、オーヴェールにて」。以下の写真は、撮影可能な立体複製画である。



アンリ・マティス「窓」「ケシの花」。

 

クロード・モネ「グラジオラス」。



作品数は52点と少し少な目。日本初公開が15点であった。


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