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Channel: 散歩日記X
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祝日に行く居酒屋

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小規模ではあるがギャラリー巡りを終えて、琴似に戻ってきた。今日は久しぶりに居酒屋「D」に行こう。思い出すこと随分昔になるが(調べると、ちょうど20年前だった)、ここに初めて来たのも祝日の5月3日だった。店頭には「本日10時まで」との掲示があるが、まさかそんなにいないので、大丈夫である。

今日は結構気温が高くなったからねと、小さめのビールでスタート。通しはしっとりチャーシューの切り落としをキュウリなどと和えたものである。



まず注文は刺身だ。お任せしたところ、カスベ、タコ頭、マグロ、ブリ、しめ鯖、カツオの盛り合わせが来た。これには日本酒を合わせよう(銘柄失念)。



ブリが天然、かつハラスの部分ということで、脂が乗っているのだが、しつこさがない。また、今日のしめ鯖は味の具合が非常にいいね。

次は温かモノで、もやしとニラの肉味噌炒めを注文。これ、誰でも作れそうに思うかもしれないが、生姜の効いた微妙な味付けはさすがで、なかなか箸を止めることができない。ここで東洋美人の大辛口を飲む。大辛口と言っても辛いだけで味気ない酒ではないので、こういうつまみにちょうど良いかもしれない。





春の味、タラの芽天ぷらを少量頂く。ほろ苦さが絶妙。



そして、何だか非常に美味そうだった、時鮭の煮浸しを注文。



おー、これは出汁が鮭にしみ込みつつ、鮭の身もしっとりしていて実に美味い。こういうのを食べると、回転寿司でサーモンとか食べている場合じゃないよねと思う(私は食べないがね)。

そろそろ洋酒に切り替えて、鶏スモーク(蒲鉾スモークはサービス)を注文。



 

最初のウイスキーはグレントファース1991とあまり聞いたことのないボトル。バランタインやロイヤルハウスホールドの原酒として使われているが、オフィシャルボトルがほとんど出ないということで、これもG&Mボトルなのである。

次のウイスキーがストラスアイラ19年。これはボトルについていたテイスティングノートにあるように、ミントやグレープフルーツの香りがする、爽やかにして奥の深い味。北海道のゴーダチーズを最後に一口いただいて、今日もいい一日だった。


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