本日は大丸→紀伊国屋→たぴお→時計台→道新→大通→富士フイルム→らいらっく→芸術の森→創→三越→スカイホール→さいとうの13か所。
某所で茶碗などの陶芸作品を見てビックリ。最近作ったプラスチックの器にしか見えない。根津美術館などで重厚な作品を見すぎたか。
ギャラリーたぴおでは4/29〜5/11「街を描く」のDMを発見。出品者は阿部啓八、伊藤貴美子、斉藤邦彦、田中季里、林教司、本田滋、村岡陽菜、横山隆とある。
■札幌芸術の森美術館「生誕100年 彫刻家佐藤忠良展」。ロビーでは「ブラウス」がお出迎え。
「静物」ネギと慈姑、あとはリンゴか? 結構デッサン上手い。
「冬の裏街(札幌)」:建物と青く抜ける空の端正な作品。電柱が斜めに描かれ、アクセントになっている。
「自画像」:暗く傲岸な感じ。誰でもこういう自画像を描くんだね。
「タバコ入れ(収容所)」:馬に乗るサーカスの曲芸師を彫り込んだもの。収容所で長野出身の人に渡したものということだ。
「たつろう」:自分の息子だが、「一重で大きいとは言えない眼」と言ってしまっている。
「オリエ」:色黒で眼ばかり、美人になりそうもなく名前を付けるのに困ったと、とんでもない発言を。
「木曽」:まさしく日本のおばちゃん。
「常磐の大工」:今度は日本のオッサン。これらの作品群を「佐藤忠良のきたな作り好み」と言われたらしい。
「土」:本郷新の「砂」にも似た、かがみこむ女性。どことなく本郷との共通項は感じる。
「うれ」:「野生的で飾らない娘さん」と本郷が言う、ワイルドな顔。どことなくミック・ジャガー系である。
「冬のオリエ」:どうみても美人さんになってしまった。
「若い女」:ああ、またミックだ。この顔は本当に味がある。
「帽子・夏」:帽子シリーズは帽子のつばの形で微妙な内面表現がされているように思う。前下がりのこの作品は、内心を隠しているかのようだ。
「帽子のチコ」:全体的につばが上がり、凛々しい感じ。ちなみにチコとは笹戸千津子のこと。
「帽子・立像」:全体につばが上がり、手のアクションがマジシャンのようだ。
「帽子・冬」:つばの後ろ側がぐっと下がり、優しい感じを醸し出している。
「ジーパン」:小股の切れ上がった女という感じ。足の隙間の空間には相当注意を払っていたらしい。
「緑の風」:等身大以上の人物彫刻はどういう意味があるのだろう。単純に近くで見ない場合に大きく作るだけなのだろうか。
スケッチ、彫刻、絵本、装丁作品など多彩な仕事ぶりを見ることができた。宮城県美術館から来たものが多いので、ぜひ北海道民は見ておくべきではなかろうか。
中庭では、川上りえのインスタレーションの公開設置作業中。
マルタ・パンの《浮かぶ彫刻・札幌》が登場すると春めいてくるのだが、札幌市中心部より確実に数度気温は低いだろう。
■ギャラリー創「浅井憲一展−むこうがわの風景−」。今回はキリン、シカ、クマ、人、ウシ、ウマ、ヌー等の写実に近い彫刻作品。
■スカイホール「第4回 有限会社ナカジテクス」。文化祭の趣あり。
某所で茶碗などの陶芸作品を見てビックリ。最近作ったプラスチックの器にしか見えない。根津美術館などで重厚な作品を見すぎたか。
ギャラリーたぴおでは4/29〜5/11「街を描く」のDMを発見。出品者は阿部啓八、伊藤貴美子、斉藤邦彦、田中季里、林教司、本田滋、村岡陽菜、横山隆とある。
■札幌芸術の森美術館「生誕100年 彫刻家佐藤忠良展」。ロビーでは「ブラウス」がお出迎え。
「静物」ネギと慈姑、あとはリンゴか? 結構デッサン上手い。
「冬の裏街(札幌)」:建物と青く抜ける空の端正な作品。電柱が斜めに描かれ、アクセントになっている。
「自画像」:暗く傲岸な感じ。誰でもこういう自画像を描くんだね。
「タバコ入れ(収容所)」:馬に乗るサーカスの曲芸師を彫り込んだもの。収容所で長野出身の人に渡したものということだ。
「たつろう」:自分の息子だが、「一重で大きいとは言えない眼」と言ってしまっている。
「オリエ」:色黒で眼ばかり、美人になりそうもなく名前を付けるのに困ったと、とんでもない発言を。
「木曽」:まさしく日本のおばちゃん。
「常磐の大工」:今度は日本のオッサン。これらの作品群を「佐藤忠良のきたな作り好み」と言われたらしい。
「土」:本郷新の「砂」にも似た、かがみこむ女性。どことなく本郷との共通項は感じる。
「うれ」:「野生的で飾らない娘さん」と本郷が言う、ワイルドな顔。どことなくミック・ジャガー系である。
「冬のオリエ」:どうみても美人さんになってしまった。
「若い女」:ああ、またミックだ。この顔は本当に味がある。
「帽子・夏」:帽子シリーズは帽子のつばの形で微妙な内面表現がされているように思う。前下がりのこの作品は、内心を隠しているかのようだ。
「帽子のチコ」:全体的につばが上がり、凛々しい感じ。ちなみにチコとは笹戸千津子のこと。
「帽子・立像」:全体につばが上がり、手のアクションがマジシャンのようだ。
「帽子・冬」:つばの後ろ側がぐっと下がり、優しい感じを醸し出している。
「ジーパン」:小股の切れ上がった女という感じ。足の隙間の空間には相当注意を払っていたらしい。
「緑の風」:等身大以上の人物彫刻はどういう意味があるのだろう。単純に近くで見ない場合に大きく作るだけなのだろうか。
スケッチ、彫刻、絵本、装丁作品など多彩な仕事ぶりを見ることができた。宮城県美術館から来たものが多いので、ぜひ北海道民は見ておくべきではなかろうか。
中庭では、川上りえのインスタレーションの公開設置作業中。
マルタ・パンの《浮かぶ彫刻・札幌》が登場すると春めいてくるのだが、札幌市中心部より確実に数度気温は低いだろう。
■ギャラリー創「浅井憲一展−むこうがわの風景−」。今回はキリン、シカ、クマ、人、ウシ、ウマ、ヌー等の写実に近い彫刻作品。
■スカイホール「第4回 有限会社ナカジテクス」。文化祭の趣あり。