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Channel: 散歩日記X
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AGS6・3ビル「札幌国際芸術祭2017 堀尾寛太≪補間≫」

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今日は午前中出遅れたので、午後になってから、すすきの周辺の会場を見て行こう。

■AGS6・3ビル「札幌国際芸術祭2017 堀尾寛太≪補間≫」。
まず、鑑賞ガイドの地図が非常に見づらいせいで、ブロックをぐるりと一周して会場にたどり着いた。



実に古く、怪しげなビルの階段を上り下りして、展示室に向かう。



まずは2階展示室。ここではワイヤーがぐるりと張り巡らされ、シャッターが自動で上下するという作品がメインだ(その他にも展示はあるが、あまりすべてを紹介しつくさないようにしておきたい)。



窓側には昔の店舗時代のものだろう。結構派手なシールが残っている。どうやらここはユニフォームショップ(店舗向け)のお店だった模様。



次に下のフロアに移動するのだが、こちらは撮影禁止であった。「激しい光の明滅が伴う」との掲示に不安になる。おそらく私はてんかんなどの持病は無いと思うのだが、めまい持ちなので、視覚の強い刺激は少々不安なのだ。





ちなみに3階以上は立ち入り禁止。このビルは会期終了後には解体されることが決定しているとのこと。



地階の展示については、シャッターの動きと連動し、光の点滅が激しく起きる部屋にいろいろと小物があるものだった。幸い、めまいは起きなかったが、かなり目に対する負担は強い。







ところで建物内には随所に避難器具スローダンが見受けられる。こういうものに目が行くのも、ビルを会場にした効果かなと思う。

元の入口のところに戻ると、ちょうど出口のシャッターが閉まりつつあるところだった。これは1~2分のサイクルで開け閉めされているものなので、そんなに慌てて出る必要もない。





シャッターが一旦閉まり、また開いたところでまぶしい外に出た。

道を挟んでビルを振り返ると、なるほどクラシックなビルである。こういうビルもいずれは無くなっていくのだろうと思うが、札幌国際芸術祭が無ければ、写真を撮ることも無かっただろうと思えば、これも芸術祭の一つの効果かもしれない。


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