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Channel: 散歩日記X
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苫小牧

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小樽から苫小牧へ移動。途中、眠くてたまらなくなるところを、千歳で乗り換えが必要なので必死で我慢。何とか無事に苫小牧に到着した。



苫小牧は快晴。もう雨は降らないだろう。

■苫小牧市美術博物館「水から未来を紡いで」。トヨタ自動車北海道株式会社創業25周年記念事業だそうだ。
アメデオ。モディリアニ「青い背景の娘」:背景が青一色ではなく、緑がちょっと入っているところにアクセントがある。
藤田嗣治「収穫(二人の人物のいる風景)」:これは藤田には珍しい画風ではないだろうか。女性の目はモディリアニに似ているところもあるし、全体としての印象は中国、またはエジプトの感じがある。
藤田嗣治「フォークを持つ少女」:よくデパート等でも見かける、少女を描いた作品。しかし、この線を一発で描く藤田はやはりすごいと思う。

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー「風景」:ターナーの描く、自然と幻想風味が入り混じった小品。
ギュスターヴ・ロワゾー「アダム島の川岸」:グレーと青が入り混じった空が美しい。
ラウル・デュフィ「風景(ドービルの港)」:隣のユトリロの画の深刻さに比べ、案とも気楽で軽やかな印象。

アルフレッド・ド・ブリアンスキー「朝の渓流」:私好みの写実作品。
モーリス・ブリアンション「牧場の馬」:緑の背景に緑色で馬を描くという、大胆かつ不思議な作品。決して見づらくはならず、心落ち着く一体感のある作品になっている。
ベルナール・ビュッフェ「ブレア島」:丁寧な力作。ビュッフェ特有の筆遣いも程々で、やり過ぎていない作品だ。


→まぶしいくらいのハレーション。

展覧会は私が入ったときはそこそこの込み具合だったが、出る時には入場制限(といっても10分待ちくらい)がかかっていた。最終日の今日はもっと混雑するだろうなあ。

かなり暑い苫小牧、駅へと戻り、恵庭に向かう。


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