京都から大阪駅へ、さらに大正へ移動。ちょっと雨が降りそうな雰囲気だ。駅周辺が少しざわついていると思ったら、この近くにある大阪ドームで野球の試合があるらしい。帰りにその集団と出くわさないと良いのだが、まあそんなに長時間飲むわけでもないしな。
ということで、雑誌などで拝見したことのある居酒屋「K」へ。確か17時開店だったような気がするのだが、その少し前にすでに暖簾が出ていたので、焦って店に飛び込む。何とかカウンター席に座ることができた。
通しは豆の煮たものと佃煮のようなちょっとしたもの。これが嬉しい。飲み物は酎ハイと行くか。
食べ物はやはり関西ならではのきずし、そして名物と聞く出汁巻きだ。きずしは少し甘めの味付け。
出汁巻きは目の前で若主人が作ってくれるのだが、出汁の量が多いのだろう。ギリギリ固まるかどうかといった感じ。食べてみると、ほんわりした食感に出汁の効いた玉子が実に美味い。これは注文必須の名品だろう。そして、何だか謎の紅ショウガもちょっとづつ食べると、相性は悪くない気もしてくる。
そしてこの店のメイン、くわ焼きをおまかせで注文。まずは生野菜が出てくる。
最初はささみシソ巻とイカ。くわ焼きとは鉄板の上に材料を置き、鉄のコテで押すようにして焼くもののようで、今治焼鳥の作り方を思い出すね。あっさりした味付けの2品でスタートか。
ここで燗酒を追加し、レンコン肉詰めとえのきの豚肉巻の少しコッテリしたものが出てきた。
次はタレ味のねぎま。そして最後にピーマン肉詰めが来たが、これはソース+マヨネーズかな? 老舗にしては自由な味付けであるが、ちょっと洋風なのも良いものだ。
つい燗酒をもう一本頼んでしまい、砂ずりとタコのくわ焼きも追加。
どんどん客が増え、店の人たちもかなりのてんてこ舞い状態に入る。実は少し前までローカル雑誌か何かと思われる取材が入っていたのだが、それでも揺るがないこの店はスゴイ。大体、取材だとかが入ると、ちょっと空気がよそ行きというか変な感じになるじゃない。それが全然感じられなくて、いつもの店、来る人皆が応援したくなる店の雰囲気なんだよね。
若主人は「バタバタしてすみません」といってくれたが、いやそんなことは無いと思う。また近くに来ることがあったら、必ず立ち寄りますからと心の中で誓う私であった。こんな店が街に1軒(いや、何軒でも)あると、そこは素晴らしい街だ。
再び、大正駅から大阪駅に戻る。
ということで、雑誌などで拝見したことのある居酒屋「K」へ。確か17時開店だったような気がするのだが、その少し前にすでに暖簾が出ていたので、焦って店に飛び込む。何とかカウンター席に座ることができた。
通しは豆の煮たものと佃煮のようなちょっとしたもの。これが嬉しい。飲み物は酎ハイと行くか。
食べ物はやはり関西ならではのきずし、そして名物と聞く出汁巻きだ。きずしは少し甘めの味付け。
出汁巻きは目の前で若主人が作ってくれるのだが、出汁の量が多いのだろう。ギリギリ固まるかどうかといった感じ。食べてみると、ほんわりした食感に出汁の効いた玉子が実に美味い。これは注文必須の名品だろう。そして、何だか謎の紅ショウガもちょっとづつ食べると、相性は悪くない気もしてくる。
そしてこの店のメイン、くわ焼きをおまかせで注文。まずは生野菜が出てくる。
最初はささみシソ巻とイカ。くわ焼きとは鉄板の上に材料を置き、鉄のコテで押すようにして焼くもののようで、今治焼鳥の作り方を思い出すね。あっさりした味付けの2品でスタートか。
ここで燗酒を追加し、レンコン肉詰めとえのきの豚肉巻の少しコッテリしたものが出てきた。
次はタレ味のねぎま。そして最後にピーマン肉詰めが来たが、これはソース+マヨネーズかな? 老舗にしては自由な味付けであるが、ちょっと洋風なのも良いものだ。
つい燗酒をもう一本頼んでしまい、砂ずりとタコのくわ焼きも追加。
どんどん客が増え、店の人たちもかなりのてんてこ舞い状態に入る。実は少し前までローカル雑誌か何かと思われる取材が入っていたのだが、それでも揺るがないこの店はスゴイ。大体、取材だとかが入ると、ちょっと空気がよそ行きというか変な感じになるじゃない。それが全然感じられなくて、いつもの店、来る人皆が応援したくなる店の雰囲気なんだよね。
若主人は「バタバタしてすみません」といってくれたが、いやそんなことは無いと思う。また近くに来ることがあったら、必ず立ち寄りますからと心の中で誓う私であった。こんな店が街に1軒(いや、何軒でも)あると、そこは素晴らしい街だ。
再び、大正駅から大阪駅に戻る。