今、あえて伝統的札幌ラーメン（２）

シリーズ第２回、本日は駅前通りに面している「ＡＴ」にやってきた。チェーンの他店を含めても何年振りだろうか。本日も「バターコーンラーメンでも食べたら、ネタ的には面白いのにな」と思いつつ、恥ずかしくて頼めない。結局は醤油ラーメンだ。



早速、一口。うむ、この熱さ、脂の具合が昔ながらの札幌ラーメンのような気がする。味の濃さもギリギリの線をついてきている感じはあるが、たまには悪くない。

もやしのパリパリ感に茎わかめの歯ごたえが加わり、また麺のゆで加減も悪くない。ニンニクが少しはっきり感じられる所はあるが、このラーメンにはさらにコショウ投下が合うような気がする。私は普段はほとんどコショウを使わないのだが、このパンチの強さにはいいのではなかろうか。

ゴールデンウィーク中とあって、どんどん観光客が入ってくるが、この手の店のいい所は客さばきが上手いことだ。カウンターのトッピングも観光の方ならばつい頼んでしまうのではないだろうか。



後半スープもつい結構な量を飲んでしまい、「なかなか旨い」というのが正直な感想である。



このシリーズ、地味に続けよう。