今、あえて伝統的札幌ラーメン（４）

さて本日は、ここも来てみなければと思っていたラーメン「Ｈ」、しかもすすきのにある総本店である。どこに行っても醤油ラーメンを通してきた私であるが、さすがにここは味噌かな。ということで、味噌ラーメン[黒帯]を注文。しかし、結構な値段だね（780円）。

ちょうど客が少なかったので、一人分だけ作り、あっという間に到着。ビジュアルはまさにこれが北海道の味噌ラーメンという感じだろうか。



まずは上にある野菜から。この店はもやしのみならず、玉ねぎが多めに入っており、スープと絡んで野菜の甘味が感じられる。そして麺は、このシリーズ史上もっとも太麺でプリプリした感じ。何だかんだ言っても、札幌ラーメンはこれだと思う人も多かろう。

さてスープは、マイルドで甘味を感じる味噌味。普段、私があまり味噌ラーメンを食べないのは、味噌という調味料が美味しすぎて、どうやってもそこそこ以上の味になってしまうと思うからだ。この味噌ラーメンもねえ、麺とスープがピタリと合っているように思う。ネギとチャーシューは熱々のスープに沈めておいて、後半に食べたらこれも旨かった。

さすが総本店、なかなかやるなという感じだ。これならば、辛味噌ラーメンや、サイコロチャーシューの入った特選味噌ラーメンなんかも、結構行けるんだろうなと思う。

ところですすきのに来て気がついたのだが、このシリーズ最終回までにラーメン横丁に行くかどうかが課題である。テーマ的には一度行ってみるべきだろうか（実は、札幌市民には結構多いのかもしれないが、一度も行ったことが無いのだ）。