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Channel: 散歩日記X
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地震あれこれ

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9月6日未明に北海道で大地震があった。

・午前3時過ぎに地震発生。ハッと目がさめ、手の届くところにある本棚の足元を押さえるが大した意味は無かろう。
・結局、沢山ある本棚はいずれも無事。本棚の上に置いてあった空き缶が2,3個落ちるくらい。
・とりあえずどうしようもないので、寝る。

・何となく6時頃目が覚める。興奮しているのか。
・会社の上司から7時過ぎに「自宅待機」のメールがある。私は公共交通機関が動かなければ出勤する気はなかったが、
 部下にとってはありがたい早めの判断である。
・どうやら地震のあとから停電になっていたらしい。
・最初に一番気になったのは冷蔵庫。しょうがないので、アイスクリームを食べる。
・結果的には冷気は半日程度は持つようだ。但し、食中毒の可能性もあるので、過信はいかんね。
・問題だったのは水道。我が家は賃貸住宅なのだが、水はポンプでくみ上げる方式なので、気がついた時には全く水が出ず。
・飲むものは冷蔵庫にお茶、清涼飲料水、炭酸(ビール、大量の酒)などがあるから、死にはしないが、問題はトイレだ。
・トイレの小用については、流さないことで割り切る。
・しかし、大は流さざるを得ない。朝一でどうしても出るので、それはタンクに入っていた水で流す。さてこの後どうしよう。
・バケツを持って近くの公園に行ったところ、水が汲めることが判明。ありがたい。
・しかもこの公園、歩いて1~2分なのだ。バケツに入れた水もこぼさずに戻る。

・この後、やることがなくなる。インターネットにも最初は接続できていたが、途中からできなくなってきた。
・途中の基地局の電源がなくなったのか?
・ま、読書でもするか。
・読書が捗っていたが、暗くなるとともに字が見えなくなる…。むーん、そりゃそうだな。
・もう一度、公園まで水を汲みに行く。これで明日の朝までは大丈夫だろう。
・食べるものは結構あって、傷まないうちにそのまま食べたり、ゆでたりする。
・水があるのと(公園だけでなく、大家さんが飲み水を差し入れてくれた)、ガスが使えるのはありがたい。
・カップ麺は一つしかないが、乾麺の類はかなり大量にあるのだ。

・完全に暗くなり、することがないので酒を少し飲む。
・明かりは蝋燭とLEDライトを用意。いくつか家にあって助かったよ。
・酒もすすまず、21時前に寝るべく横になる。まさか眠れないと思ったが、1時間程度で眠りにつく。

・翌朝、電気が戻っていた(街路灯がついていた)。
・ブレーカーを落としていたので上げると、いろいろな電子音がする。
・水道を試すと水も出るではないか! やったね!
・早朝はインターネット接続ができなかったが、9時頃には接続可能になる。
・本日も自宅待機の通知が来たが、どうしても今週中に片づけなければならない仕事があり、それだけ自宅で対応。
・いろいろとパソコンに設定してあって、インターネット経由で会社のサーバーにも接続できるのだ。
・2時間ほどで予定の仕事を終わり、後はのんびりしよう。
・丸2日お金を使わなくて済みそう。

地震発生から約1日半、こんなところである。身の危険を全く感じないので、深刻さがないが、まだ停電が回復しないところや、断水中のところなど大変な状況もあると思う。とにかく危険に留意して欲しいものである。

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