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Channel: 散歩日記X
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なぜか高松(8)夜間

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最後にもう一つ、衝撃的なことがあった。宮浦港から高松港へ戻る船なのだが、17:00の次は19:15のはずであった。これでも高松に戻ればほぼ20時と、かなり遅いのである。ところが、地中美術館でもらったパンフレットに紙がはさんであり、なんとこの最終便が19:45発に変わったのだそうだ。船と船の間の時間が2時間45分、誰がどういう設定で時間を決めているのだろうか?

することがなくて、宮浦港の待合室で僕は途方に暮れる、じゃなくて、困る。港の近くに美術作品があると言っても、まだ雨が降っているし、足元がぐちゃぐちゃだしなあ。



よし、今日は無理押ししないことにして、高松じゃなくて直島で一杯やるか。ということで、直島の繁華街(当然小さい)に繰り出すことにした。しかも今日は日曜日とあって、閉まっている店も多いようだ。



直島の飲食店パンフレットで、島唯一のバーというのがあり、日曜日も営業しているので、そこに行ってみようか。ということで、バー「S」へと行ってみる。年齢不詳(私よりは若い)のマスターが一人、他の客はいないようだ。ま、ここはビールだな。



あまり気温は高くなかったとはいえ、ずっと歩いていたのと、頭に血がのぼっていたせいで、ビールが美味い。腹も減ってきたので、ビールのお供と言えばソーセージだな。メニュー数が限定されているので、私には珍しいものを注文。



いや、ソーセージも美味いよ。腹が減っていたのはもちろんだが、量もたっぷりあり、嬉しい感じだ。

ここで、外国人二人組(良く分からないが、フランスかベルギーという感じ)が店に入ってきて、ジントニックを注文。私はワイルドターキー8年・101プルーフをストレートでもらうことにした。



私はそもそも積極的に話をするタイプではないが、ここのマスターもなんだか寡黙だな。普通、海外のお客さんには「どこからお見えですか」くらい聞かないものかね。ほらほら、早速ジントニックを飲み干したおっさんが、お代わりを欲しそうにしているじゃないか…。

と内心では気がもめるものの、他人に口を出すまでのことは無く、ワイルドターキーを飲んだ私は勘定をしてもらうのであった。これで2000円なんだから、悪くない店だと思うんだけどね。



最後に乗る高速船は本当にできたばかりのようで、今までで一番立派な船だった。これぞ船の「三段逆スライド方式」であろうか。



乗っている人も少ない。



高松港に到着したのは20:15とあって、もう疲れた…。



コンビニで夜食を買って、部屋で軽く飲むことにするか。



本日の教訓「豊島と直島は1日出回らない方が良い。雨天は避けるべし」

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