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Channel: 散歩日記X
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なぜか徳島(25)大衆

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大塚美術館でエネルギーを使い果たし、70分かけて徳島駅前まで戻って来た。しばしホテルで休憩してから、ホテルの裏手すぐにある居酒屋「YB」へ。ここは昼から飲めるらしいが、店を除くと結構先客がいる。いいじゃない、この大衆居酒屋の雰囲気は。



店に入りカウンタ席に座り、今日も最初の1杯だけビールでスタートだ。通しが無いようなので、早速、地どり(串)と刺身盛り合わせを注文。香川、徳島共に鶏肉料理が多いような気がするが、徳島名産なのが何と言っても「阿波尾鶏」である。色々な居酒屋の看板にも、この銘柄鶏の名前が書かれている。

ということで、ビールを飲みながら、まずは地どりでスタート。味付はおまかせだったのだが、疲れた体にはやっぱりタレが合うような気がするね。



刺身はハマチ、ヨコ(マグロの若いの)、イカだ。カットサイズが大きくて、札幌人ならわかるだろうが「うまいぞ、○○○、刺身がでかい」と歌いそうになってしまった。半分サイズにカットしてあると、つまみとしてありがたい感じなんだけどなあ。



次は私好みのつまみ、地鶏皮付き出しだ。鶏の皮部分(多少肉もついている)を甘辛味で煮たもので、かなり歯ごたえもあるためつまみとして長持ちするしろものだ。私はこういうのが好きなんだよね。



ここで酒は徳島の三芳菊本醸造を燗してもらうことにした。少し大衆寄りの燗酒だが、まずまず行ける。そしてちょっと珍しいうつぼ空揚げを注文。これは初めて食べることになるかな。



ご承知の通り、うつぼというのは白身魚で、皮の部分が入っているので多少ネッチリした歯ごたえがあるが、極めて食べやすい魚である。これもあっさり、サクサクと食べられる味だ。

酒をお代わりして、最後にタコぶつを食べることにしよう。これも身は厚いのだが、噛み切れずいつまでも口に残るということはなく、サックリサックリと食べられる。こちらの刺身にはすだち(カボス?)がついてくるのが基本だが、タコなどには汁を絞って食べると、変化があって良いのではなかろうか。



よし、かなり気力が戻って来た。徳島最後の晩もバーに行きますか。

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