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Channel: 散歩日記X
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20181201ギャラリー巡り

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本日は文学館→創→大丸→道銀駅前支店→赤れんがテラス→グランビスタ→大通→富士フイルム→オマージュ→三越→スカイホール→さいとう→ivory→ARTスペース201→SCARTS→道新の16か所。

■北海道文学館「大本靖の版画でたどる北海道四季の風景」。北海道各地の風景版画で、いわゆる美術展なみに版画が展示されていた。これが観覧無料なのだから、行ける人はすぐ行くべし。

「夕日の釧路」:大本の作品はどーんとど真ん中に山、といったものが思い浮かぶのだが、これはこまごまとした建物に夕焼けの赤がかかる小作品。
「新緑のペンケ沼」:緑の中、白く抜けている枯木と沼の水面が印象的。
「NOKKE」:手前にハマナスの花だろうか。真中に枯木が立ち、上に月が出ている様式美作品。

「雲の中」:手前から低い重層的な山が並び、雲の上に蝶が飛んでいる、幻想味もある作品。
「ISHIKARI」:抽象的な女性裸像が描かれている、珍しい作品。
「赤レンガの道庁」:1966年の作品だが、当時は屋根の上のドームが無かったのか。

小さな蔵書票コーナーもあり、これもいい感じだった。どうやら奥様らしき人がいらっしゃっており、スケッチ旅行に同行していたが、大本はチェックインもチェックアウトもできないので面倒を見ていたと、内情をバラしていた。また、各地の風景についても写真は撮らずにスケッチをしていたとのこと。興味深い話が沢山あるようなので、ぜひ学芸員さんが記録に残してほしいものだ。

 

中島公園内の池には氷が張り、売店も冬期休業に入ったようだ。

 

チカホの「SOUNKYO ICE FALL ART」はイベントがいろいろあるが、展示はそんなになかった。



■グランビスタギャラリー「雪虫舞うころ 雪華舞うころ(後期)」。
川口巧海「Mani-mani-C」、「同D」:モノタイプを始めたということだが、もちろん一原さんの事は念頭にあるのだろう。「D」の方は山脈に見えるような抽象版画であった。

■スカイホール「札幌大谷大学美術学科作品展「おおたにの今。」。
粟谷実来「ボタン 付け方→検索」:黒田清輝「針仕事」のパロディ写真作品。同じポーズでスマホに「ボタン 付け方」と入力して検索しているのだろう。タイトルの「検索」は正確には四角で囲まれ、ボタンをイメージしている字になっている。

街中で吹雪になり、ギャラリー巡り断念。



しかし、琴似に戻ると微妙に晴れてきた。どうもはっきりしない天気だ。


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