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Channel: 散歩日記X
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20181202ギャラリー巡り

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本日は彫刻美術館に行ってきた。坂の上にある美術館なので、足元が悪くならないうちにと思ったが、一部の道路は凍り付いていた。天気は良く、乾燥している路面もあるので、何とか無事に到着。



■本郷新記念札幌彫刻美術館「本田明二展」。本田明二ギャラリーからの作品が一番多く、続いて旭川市彫刻美術館、近美・芸森・彫刻美術館というところか。本田明二ギャラリーには11年前に行ったきりなので、作品を見ることができて、ありがたい。

会場は珍しく右回りで観覧する。

「観音菩薩像」:珍しい仏像彫刻に嬉しくなる。



「杜の守り神」「仔馬II」:動物で縦長の彫刻作品というのは、キリンなどを除いては珍しいのでは。何となくただの野生動物ならぬものを感じる。

 

「けものを背負う男」「夷酋ノチクサ」:「けものと男」シリーズは抽象型と具象型に分かれる。具象型は蠣崎波響の「夷酋列像」を見て始まったそうで、そのスタートから、やがてその本質に迫っていこうと抽象型に展開したものなのだろう。

 

「風の中のマント群像」:この作品もマントの形が中心になっているが、マントを描くことで人と風を描き出している。



「抜海鳥を抱く」:本郷新の顔で「鳥を抱く女」に寄せて作った、盟友に対する思いを表現したのか、ちょっとしたギャグなのか考えさせる作品。



本郷新「本田明二像」:本郷はストレートな肖像彫刻を作成している。



撮影可能だったので、何点かの写真を掲載したが、ぜひ幅広い本田の作風に直接触れてほしいものだと思う。



ちなみに、先日倒壊した「鳥の碑」の跡はこんな感じになっていた。



それから宮の森美術館は閉館という噂だが、建物はこんな感じだった。

 

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