今日はごく軽く1軒ということで、すすきのの焼鳥「TT」へ。開店直後に入ったので、まだ席は空いていたが、最終的には満席になってしまった。まずはハイボールを注文し、通しはちくわとほうれん草のゴマ和え。ゴマがふんだんに使われており、濃度が高い。
この店は大体1種3本セットなのだが、別種類のものを選んで3本セットにもできるのである。ということで、まずはメニューの先頭から3種類、鶏精、つくね、皮を注文する。ちょっと間をおいて、3種が焼きあがって来た。ここは鶏皮だけは伸ばして焼くので、2本に分かれてくるんだよね。
今日は不慣れな女子2人組もいるなど、常連だけではない雰囲気が助かるね。隣に来た年配の人は、3種×3本で9本も頼んだけど、食べられるのかね? なんて思っていると、その人が焼き上がりまでに間が持てず、煙草を吸った所で、私が間の悪いことにむせた(これは煙ではなく、自分の唾液で本当にむせたのだ)。
するとその大将が「いや、悪いね」というので、「いやいや気にしないでください、ホントたまたまむせただけで」と返す。さすがの私も、酒場の煙草にわざとせき込むほど人が悪くはない。そんなことをきっかけに、大将と話を始めることになった。
大将は83才、札幌の生まれだが、有楽町で仕事をしていたこともあったそうだ。今はすっかり隠居して、息子夫婦の世話になっているらしい。たまにすすきのが懐かしくて飲みに来るのだが、店の人も代替わりして、もちろんお互いに分かるとはいえ、ちょっと寂しいのだとか。
そして予想通り、大将のところに焼鳥が来たら「ほら、食べれ」ということになった。いや、私も結構な年なんだけど、この人から見たら食べ盛りで若造なんだろうな。なので頑張って食べました。9本中5本も!
飲み物は酒の冷や(常温ね)に切り替えていたのだが、ここでまた大将がまたおごるというのです(←文体が変わった)。私も申し訳ないというのと、年長者には割と素直におごられるべき主義者でもあるので困ったのだが、店の人の様子を見ると素直におごられるべきかと判断し、飲むことになったのよね。こう見ると、大将に絡まれている感もあるかもしれないが、この人、すごくスッキリした人で、本当に感じがいいのだ。
まず説教くささが無いし、こっちの話も聞いてくれるし、それから耳がしっかりしている。私は決して滑舌の良い方ではないのだが(本気でプレゼンするときはスゴイけど)、それをちゃんと聞き取っている。だから会話がスムーズなのである。大したもんだわ。
というところで私が注文していた豚、ネック、手羽先が到着。いや、当初の予定とは大きくぶれて、これで焼鳥11本だよ。
しかしながら、さすがの大将も酒は飲めなくなってきたらしく、途中で少し元気が衰えてきて帰ることになった。バスで帰るって言ってるんだけど、大丈夫なのか。まさか東区まで送って行く訳にも行かないしな。とどめにもう一杯おごられた私は心配ではあるものの、どうしようもなく酒を飲むのであった。
人と交流をしない私だが、たまにはこんなこともあるさ。
やー、2時間も飲んでしまったよ。
琴似まで帰ってきて、それでもまだ少し明るさが残っていた。
この店は大体1種3本セットなのだが、別種類のものを選んで3本セットにもできるのである。ということで、まずはメニューの先頭から3種類、鶏精、つくね、皮を注文する。ちょっと間をおいて、3種が焼きあがって来た。ここは鶏皮だけは伸ばして焼くので、2本に分かれてくるんだよね。
今日は不慣れな女子2人組もいるなど、常連だけではない雰囲気が助かるね。隣に来た年配の人は、3種×3本で9本も頼んだけど、食べられるのかね? なんて思っていると、その人が焼き上がりまでに間が持てず、煙草を吸った所で、私が間の悪いことにむせた(これは煙ではなく、自分の唾液で本当にむせたのだ)。
するとその大将が「いや、悪いね」というので、「いやいや気にしないでください、ホントたまたまむせただけで」と返す。さすがの私も、酒場の煙草にわざとせき込むほど人が悪くはない。そんなことをきっかけに、大将と話を始めることになった。
大将は83才、札幌の生まれだが、有楽町で仕事をしていたこともあったそうだ。今はすっかり隠居して、息子夫婦の世話になっているらしい。たまにすすきのが懐かしくて飲みに来るのだが、店の人も代替わりして、もちろんお互いに分かるとはいえ、ちょっと寂しいのだとか。
そして予想通り、大将のところに焼鳥が来たら「ほら、食べれ」ということになった。いや、私も結構な年なんだけど、この人から見たら食べ盛りで若造なんだろうな。なので頑張って食べました。9本中5本も!
飲み物は酒の冷や(常温ね)に切り替えていたのだが、ここでまた大将がまたおごるというのです(←文体が変わった)。私も申し訳ないというのと、年長者には割と素直におごられるべき主義者でもあるので困ったのだが、店の人の様子を見ると素直におごられるべきかと判断し、飲むことになったのよね。こう見ると、大将に絡まれている感もあるかもしれないが、この人、すごくスッキリした人で、本当に感じがいいのだ。
まず説教くささが無いし、こっちの話も聞いてくれるし、それから耳がしっかりしている。私は決して滑舌の良い方ではないのだが(本気でプレゼンするときはスゴイけど)、それをちゃんと聞き取っている。だから会話がスムーズなのである。大したもんだわ。
というところで私が注文していた豚、ネック、手羽先が到着。いや、当初の予定とは大きくぶれて、これで焼鳥11本だよ。
しかしながら、さすがの大将も酒は飲めなくなってきたらしく、途中で少し元気が衰えてきて帰ることになった。バスで帰るって言ってるんだけど、大丈夫なのか。まさか東区まで送って行く訳にも行かないしな。とどめにもう一杯おごられた私は心配ではあるものの、どうしようもなく酒を飲むのであった。
人と交流をしない私だが、たまにはこんなこともあるさ。
やー、2時間も飲んでしまったよ。
琴似まで帰ってきて、それでもまだ少し明るさが残っていた。