このゴールデンウィークでは、2回目の一日散歩(きっぷを使った旅)になる。前回よりは1時間遅く出発するということで、ゆとりをもって家をでる。まだ気温はそれほど高くはないが、寒いという感じはしない好天である。
JR琴似駅で一日散歩切符を購入してスタート。
最初の目的地は苫小牧である(この間も通過はした)。苫小牧はやはり気温が低いのだろう。図書館の前にある桜はまだほとんど花が開いていない。
ということで目的地はここ(JR駅からだと遠いのだが、やむを得ないのだ)。
■苫小牧市美術博物館「とまこまい考古コレクション-縄文からトーチカまで-」。
「石棒」:入場してすぐ「男性器のような形を作り出すもので」と解説のある石棒。墓の副葬品として出るそうなのだが、何を願って埋めたものなのだろうか…。
「縄文時代早期の土器」:いわゆる縄文式土器が年代ごとに並べてあり、これは7000~9000年前くらいのものらしい。
「ミニチュア土器」:オモチャなのか、練習用なのか、儀礼用なのかは目的不明とか。「今度、こんな形のを作ってみようと思うだけど」と作家がスポンサーにプレゼンする目的ではあるまいか、などと妄想が湧いた。
企画展も良いのだけれども、常設展の考古学展示も充実しているので、好きな方はぜひ合わせてじっくり見るべきだと思う。木製の舟などは、常設展示の方が立派なものを展示しているし、土器も解説が弱いが展示数は常設の方が多いと思う。
中庭展示は半谷学「Flower Fall 花降り」である。先日、札幌彫刻美術館でも展示をしていた人だ。
■苫小牧市美術博物館「植物細事記」。身近な植物をスキャナーで取り込んで展示するというもの。細かく植物の特徴を見るには、とても良いものである。
「エゾタンポポ」「シコタンタンポポ」「セイヨウタンポポ」:タンポポにはいわゆる在来種と外来種があるのは知っていたが、在来種が2種(エゾ、シコタン)あるとは知らなかった。よく見ると形状がかなり違うことが分かる。
「エゾタンポポ」
「シコタンタンポポ」
「セイヨウタンポポ」
というところで駅に戻る。駅前通りはとにかく人がいない。
と思ったら、こんな彫刻があるのに気が付いた。過去の記事を見ても、初めて出会うもののようである。
本田明二「母と子」。
山田吉泰「夢の花束」。
何だか寂しげな苫小牧駅。
JR琴似駅で一日散歩切符を購入してスタート。
最初の目的地は苫小牧である(この間も通過はした)。苫小牧はやはり気温が低いのだろう。図書館の前にある桜はまだほとんど花が開いていない。
ということで目的地はここ(JR駅からだと遠いのだが、やむを得ないのだ)。
■苫小牧市美術博物館「とまこまい考古コレクション-縄文からトーチカまで-」。
「石棒」:入場してすぐ「男性器のような形を作り出すもので」と解説のある石棒。墓の副葬品として出るそうなのだが、何を願って埋めたものなのだろうか…。
「縄文時代早期の土器」:いわゆる縄文式土器が年代ごとに並べてあり、これは7000~9000年前くらいのものらしい。
「ミニチュア土器」:オモチャなのか、練習用なのか、儀礼用なのかは目的不明とか。「今度、こんな形のを作ってみようと思うだけど」と作家がスポンサーにプレゼンする目的ではあるまいか、などと妄想が湧いた。
企画展も良いのだけれども、常設展の考古学展示も充実しているので、好きな方はぜひ合わせてじっくり見るべきだと思う。木製の舟などは、常設展示の方が立派なものを展示しているし、土器も解説が弱いが展示数は常設の方が多いと思う。
中庭展示は半谷学「Flower Fall 花降り」である。先日、札幌彫刻美術館でも展示をしていた人だ。
■苫小牧市美術博物館「植物細事記」。身近な植物をスキャナーで取り込んで展示するというもの。細かく植物の特徴を見るには、とても良いものである。
「エゾタンポポ」「シコタンタンポポ」「セイヨウタンポポ」:タンポポにはいわゆる在来種と外来種があるのは知っていたが、在来種が2種(エゾ、シコタン)あるとは知らなかった。よく見ると形状がかなり違うことが分かる。
「エゾタンポポ」
「シコタンタンポポ」
「セイヨウタンポポ」
というところで駅に戻る。駅前通りはとにかく人がいない。
と思ったら、こんな彫刻があるのに気が付いた。過去の記事を見ても、初めて出会うもののようである。
本田明二「母と子」。
山田吉泰「夢の花束」。
何だか寂しげな苫小牧駅。