Quantcast
Channel: 散歩日記X
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4490

いろいろあった東京(2)

$
0
0
上野駅から三越前に移動。

■三井記念美術館「茶の湯の名椀 高麗茶碗」。
「刷毛目茶碗 銘合甫」:小さな茶碗の内、外に大胆な刷毛目のある作品。
「真熊川茶碗 銘朽木」:雲のように暗い釉薬がいい。ちょっと私の好みとしては背が高すぎる感じだ。
「粉引茶碗 津田粉引」:自然に葉の落ちた土のようにも見える釉薬。

「無地刷毛目茶碗 銘千鳥」:伊達政宗が常用していたという茶碗。
「雨漏茶碗 銘蓑虫」:雨漏の名前の通り、水がしみ込んだようなまだら模様がいい。
「青井戸茶碗」:大井戸、青井戸、小井戸とあるなかで、私は小ぶりのこの茶碗が気に入った。

「蕎麦茶椀 銘花曇」:色は良いが、少し口が開きすぎのように思う。
「斗々屋茶碗 銘奈良」:縁の薄さが好みなのだが、歪みがなあ。歪んでいるのも味があるように見える時と、どこか気に入らない時がある。
「伊羅保片身替茶碗 千種伊羅保」:17世紀に入り、刷毛目が技巧的になってきた。
「黄伊羅保茶碗 銘楊雄」:これは私好みだ。

これだけ茶碗があっても、すべてどこか違うのだから面白い。見ていると、「色は良いのだが、形がなあ」とか自分の好みがどんどん出てくる。私が好きなのは、色にグラデーションがあり、模様は無いもの。形が浅め、薄目でややそりのある茶碗のようである。



ちょいと疲れて、あまり頑張ることも無いかと思い、美術館巡りはこれで終了。時間は少し早いが、門前仲町に移動し、「KRM」へチェックイン。

ドリンクサービスがあり、腹が減っていたのでありがたくカフェモカという甘そうな奴を持って部屋へ。おお、新しいホテルらしく、部屋がきれい。そしてかなり広く(ダブル部屋のシングルユースのようだ)、小さなソファと机があるのも、ブログ記事を書く身にはありがたい(仕事をするわけではない)。





ここまでの記事を書いて、一休みしたところで、そろそろ外に行きますか! 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4490

Trending Articles