小樽に到着。小樽駅では「GLASS ART GALLARY」が開催されている。
木村直樹「こおりゆきだるま」。
新渡戸悠介「ゆきだるもんすたー」。
川田由香里「まちがいさがし」。ひとつだけ違う雪だるまがいるそうだ。
廣川雅恵「雪だるまのチェス」。
■産業会館「文化庁メディア芸術祭小樽展」。昔はこの建物に産業会館という掲示があったような気がするんだけどなあ。
1階から建物に入ると、展覧会をやっているという掲示の類はまったく見当たらない。小樽の名産などが展示されているが、ここに人は集まるのだろうか?(ちょっと広いスペースで麻雀教室か大会のようなものをやっており、そこは満員だった)。
どうやら会場は2階らしいのだが、階段にも案内などは何もない。
趣のある照明を見ながら階段を昇る。
どうやら歩道橋直結の2階入口には、会場案内があるようだ。
近森基「KAGE-table」:テーブルにある影は実は映像で、左下のトゲの影がちょっと歪んでいるのが分かると思う。
近森基「In The Woods」:影絵で作った森の風景。自分もこの影絵に参加すると、センサーが人を検知して、木の枝や動物などを登場させるインタラクティブ作品。キリギリスか?
猪がこっちにやって来た。
映像作品が多いので、その手のものを苦手とする私は程々で会場を出た。もう少しちゃんと展覧会をやっていることを分かるようにしてほしいものである。あまつさえ、1階の入口には4月から2階ホールの貸し出しが休止になるという張り紙さえあるではないか。
商店街を通り、次の会場へ。途中の喫茶店には「モヤモヤさまあ~ず2」の番組に登場したという張り紙があった。そういえば札幌・小樽訪問の回を録画してまだ見ていない。
■三番庫会場「文化庁メディア芸術祭小樽展」。いわゆる運河プラザである。
チームラボ「百年海図巻アニメーションのジオラマ」。海の一日と満ち引きを表現した作品。
まさしく琳派である。
画面右手から岩が現れる。
やがて潮が満ち、暗くなってきた。
朝焼けの光だろうか。
児玉幸子「モルフォタワー」:磁力を帯びた流体が形作る造形にはかなり引き込まれる。おそらく塔の形をした部分に小さな穴があり、そこから磁性流体(液状)が押し出され、磁力と重力、粘性でいろいろな形をとるのだと思う。
次の作品は作品名・作家名の記録を漏らしてしまった。回転するリングに光を当てると人物像が浮き上がる仕組みだ。
これは作品ではなく、運河プラザのワイングラスタワー。
■市立小樽美術館「小樽・芸術家の現在シリーズ 風土」。
Kit-A「Phoenix~不死鳥」:ガラスケース内のインスタレーション展示。未来文明の生命体が滅び去った文明(我々の事)の遺物を発見したという設定で、融けたロードコーンが展示されている。展示解説も未来の言葉ということで読めないのだが、ロードコーンには原子力マークがついており、おそらく、原子力発電所の暴走でロードコーンが融けたということのようだ。未来文明の主たちはどうやらこれを「神殿跡」だと勘違いをしているようで、これから発掘調査をするべきだといったことが記載されている。
阿部典英「ユキミザケ・サカサツララ」:木の枝の上に帽子のような雪が乗っているものと、地面から生える透明の棒(サカサツララ)が展示されている。初回発表は1983年の北海道立近代美術館「北方のイメージ-北海道の美術'83」とのことだが、北海道の風土を的確に表現した作品だ。
渡辺行夫「Power of Plant I」:オオイタドリを使って作った作品。人が頭に壁をつけて前のめりになっているような造形が面白い。
美術館3階の一原有徳記念ホール前には渡辺行夫「鼎立する形態・小」が展示されていた。
■市立小樽文学館「没後20年 井尻正二展」。いったい誰なのと思って展示を見てみたが、小樽市出身の古生物学者、地理学者だそうだ。彼の全著作物(論文以外)が展示されるなど、充実した展示だった。
この後、喫茶コーナーで烏龍茶を頂いて休憩してから夜の街に繰り出す。
木村直樹「こおりゆきだるま」。
新渡戸悠介「ゆきだるもんすたー」。
川田由香里「まちがいさがし」。ひとつだけ違う雪だるまがいるそうだ。
廣川雅恵「雪だるまのチェス」。
■産業会館「文化庁メディア芸術祭小樽展」。昔はこの建物に産業会館という掲示があったような気がするんだけどなあ。
1階から建物に入ると、展覧会をやっているという掲示の類はまったく見当たらない。小樽の名産などが展示されているが、ここに人は集まるのだろうか?(ちょっと広いスペースで麻雀教室か大会のようなものをやっており、そこは満員だった)。
どうやら会場は2階らしいのだが、階段にも案内などは何もない。
趣のある照明を見ながら階段を昇る。
どうやら歩道橋直結の2階入口には、会場案内があるようだ。
近森基「KAGE-table」:テーブルにある影は実は映像で、左下のトゲの影がちょっと歪んでいるのが分かると思う。
近森基「In The Woods」:影絵で作った森の風景。自分もこの影絵に参加すると、センサーが人を検知して、木の枝や動物などを登場させるインタラクティブ作品。キリギリスか?
猪がこっちにやって来た。
映像作品が多いので、その手のものを苦手とする私は程々で会場を出た。もう少しちゃんと展覧会をやっていることを分かるようにしてほしいものである。あまつさえ、1階の入口には4月から2階ホールの貸し出しが休止になるという張り紙さえあるではないか。
商店街を通り、次の会場へ。途中の喫茶店には「モヤモヤさまあ~ず2」の番組に登場したという張り紙があった。そういえば札幌・小樽訪問の回を録画してまだ見ていない。
■三番庫会場「文化庁メディア芸術祭小樽展」。いわゆる運河プラザである。
チームラボ「百年海図巻アニメーションのジオラマ」。海の一日と満ち引きを表現した作品。
まさしく琳派である。
画面右手から岩が現れる。
やがて潮が満ち、暗くなってきた。
朝焼けの光だろうか。
児玉幸子「モルフォタワー」:磁力を帯びた流体が形作る造形にはかなり引き込まれる。おそらく塔の形をした部分に小さな穴があり、そこから磁性流体(液状)が押し出され、磁力と重力、粘性でいろいろな形をとるのだと思う。
次の作品は作品名・作家名の記録を漏らしてしまった。回転するリングに光を当てると人物像が浮き上がる仕組みだ。
これは作品ではなく、運河プラザのワイングラスタワー。
■市立小樽美術館「小樽・芸術家の現在シリーズ 風土」。
Kit-A「Phoenix~不死鳥」:ガラスケース内のインスタレーション展示。未来文明の生命体が滅び去った文明(我々の事)の遺物を発見したという設定で、融けたロードコーンが展示されている。展示解説も未来の言葉ということで読めないのだが、ロードコーンには原子力マークがついており、おそらく、原子力発電所の暴走でロードコーンが融けたということのようだ。未来文明の主たちはどうやらこれを「神殿跡」だと勘違いをしているようで、これから発掘調査をするべきだといったことが記載されている。
阿部典英「ユキミザケ・サカサツララ」:木の枝の上に帽子のような雪が乗っているものと、地面から生える透明の棒(サカサツララ)が展示されている。初回発表は1983年の北海道立近代美術館「北方のイメージ-北海道の美術'83」とのことだが、北海道の風土を的確に表現した作品だ。
渡辺行夫「Power of Plant I」:オオイタドリを使って作った作品。人が頭に壁をつけて前のめりになっているような造形が面白い。
美術館3階の一原有徳記念ホール前には渡辺行夫「鼎立する形態・小」が展示されていた。
■市立小樽文学館「没後20年 井尻正二展」。いったい誰なのと思って展示を見てみたが、小樽市出身の古生物学者、地理学者だそうだ。彼の全著作物(論文以外)が展示されるなど、充実した展示だった。
この後、喫茶コーナーで烏龍茶を頂いて休憩してから夜の街に繰り出す。