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Channel: 散歩日記X
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こんな時に名古屋(8)

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しばし考えた後、あそこなら休みは無かろうと気を取り直してホテルを出る。地下鉄の伏見から上前津、乗り換えて神宮西へ行こうと思ったら、名港線に乗ってしまい時間をロスする(平日の日中のこの路線、10分間隔なのよ。札幌の東豊線より本数が少なそうだ)。



金山に戻り、名城線(環状線があるのは都会の印だ)で神宮西へ。そう、熱田神宮へ行くことにしたのである。しかし、ゆっくり出発して地下鉄に乗り間違えているうちに腹が減ってきた。


→熱田神宮の西側を歩く。

とりあえず熱田神宮の敷地に入ったが、なんと茶屋は改修工事中。そしてきしめんの店があったのだが、なんと明日がプレオープンということでやっていない。



あまりにも腹が減ってきたので、一度、JR熱田駅の方に抜けて、飲食店を探すことにした。駅前に名物らしい餅の店があるが、中を覗いてみると飲食コーナーは休み。どうも祝日明けは今一つだね。



その後、かなり古びた(寂れた)商店街を歩いていると、ありましたよ、開いている店が。何ともクラシックな焼きそば屋さんに思い切って入ってみることにしよう。不思議なことに隣も焼きそば屋さんなのだが、そちらは休みの様子だ。



店に入ると先客3名、メニューを眺めると基本的には焼きそばとお好み焼きの店である。但し他にもカレー、牛丼、おでん(関東煮と書いてあった)もあるようだ。ここは迷わず焼きそばだろう。具が肉、玉子、イカなどから選べるので、やきそば肉・玉(表記ママ)というのにしてみた。

もう一人の客がちょうど先に頼んだところなので、お茶を飲みながら仕上がりを待つ。少ししてやってきたのは、肉入りの焼きそばの上に、半熟の薄焼き卵が乗っているという予想外の見た目の品であった。



早速食べてみると、やっぱり味が薄い。これは味付けを間違えているのではなくて、卓上のソースを自分で加減してかけるスタイルなのだ。このスタイルは小樽や函館でも出くわしたことがあるので、少し食べてからソースをかけることにしよう。薄焼きの玉子はどうなんだろうと思ったが、半熟でもあり甘みを増す効果があるように思う。

途中からソースをかける。これでまあ普通の味の濃さになったと思うが、こうやって加減できるのがまたいいんだよね。ちょっと量が少なくもあったが、今晩はまた早めに飲み始めるので、あまりボリュームが多くない方が良い。名古屋に来たのだからなごやめしを食べるという考え方もあったが、ひつまぶし、味噌かつ、味噌煮込みうどんあたりはいずれも量が多いしなあ。


→店内の様子。

ということで、良い意味での物足りなさを感じつつ昼食終了。いや、いい店であった。

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