春の帯広（２）

昨日の晩は身内の集まりで外出しなかった。今日もほぼ帰るだけなので、極めて質素な感じなのである。一応、帯広美術館に行こうと思い、時間的にその近くで昼食。「欧風中国家庭料理」という謎のジャンルを掲げる「Ｂ」に初めての入店。美術館付近ではいつも昼食に困るのだが、何となく発見したこの店に入って見た。



定番な感じのメニュー、店独自のメニューがいろいろあるのだが、目に付いてしまったからには私の選択はこれだ。そう「中華風ちらし」である。中華ちらしは帯広のローカルグルメなのだが、知名度は決して高くない。６年前にgoogleで検索してみた結果は、こんな感じだった。

帯広　　豚丼　　　　　637,000件
帯広　　中華ちらし　　 10,200件

しかし、今はどうだろう。さっき検索してみたところ、以下のような結果になった。

帯広　　豚丼　　　　　987,000件
帯広　　中華ちらし　　165,000件

ぐっと中華ちらしの知名度が高まっているのが分かるだろう（そうでもない？）。それはともかく、中華風ちらしが登場。出て来た瞬間から香りがいい。



具は豚肉、青菜、玉葱、筍、木耳、玉子と言ったところか。少し甘めに感じる味付けが、ちょうど疲れた体にピッタリだ。メインのほかに中華スープ、ザーサイ付き。ボリュームが少々足りない感じだったが、夜に向かってはこの位がちょうどよい。久々の中華ちらしに満足する私であった。