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春の帯広(3) ギャラリー巡り

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5月9日は市民ギャラリーの1か所。
5月10日はおびしんギャラリー→百年記念館→帯広美術館→十勝プラザ→市立図書館の5か所。

■帯広市民ギャラリー「帯広切り絵の会作品展」「第52回春のいけばな展」。切り絵は一般の方の展覧会でもなかなか立派なものが見られるのである。いけばな展も結構豪華な感じだった。

■百年記念館「高橋芳子パステル画展」。なかなか上手い。

■帯広美術館「美術のみ・か・た 7つの扉」。
百瀬寿「Square Metallic Yellow and Silver」:シルクスクリーンで黄色と銀をグラデーションにしたもの。銀が勝つと銀色なのだが、黄色が勝つと金色に見える。
栗谷川健一「古代オリンピック塔」:ギリシャ風の塔に五重塔(東寺?)を合わせて、キャプションには「to TOKYO」。強引過ぎると思う。
作者不詳「脱毛防止剤「ベルテュイジーヌ」」:宣伝文句に「すべての年齢に間違いなく再生します!」とあるのだが、今じゃ誇大広告だろう。

「色と形」「視点」「技法」「言葉」「想像」「お仕事(画の修復)」「想像」の7つの視点(扉)をテーマにした展覧会であった。私はポスターに書いてある文字を訳してくれた「言葉の扉」コーナーが良かったと思う。



■帯広美術館「新収蔵品展」。
一原有徳「Hidaka1839m」:山シリーズと言えば単色のイメージだったのだが、これは2色刷り。空の雲を型押ししてあるのも良い。
一原有徳「Mt.Rishiri」:こちらは空に赤、黄、緑、青の色彩が使われている。
一原有徳「Mt.Yuubari」:メタリックな山肌が微妙に違う何色もの色彩で表現されている。今回見た山シリーズは収穫だ。



北海道の美術館と言えばブールデル「勝利」。



百年記念館前の松田裕康「躍進」。



児童会館前の本多明二「青空にかぎりなき夢を」。



帯広市児童会館は50周年を迎えた模様。

 



そういえばここには食堂があるんだった。試してみなくてはいけないか。


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