美術館の開館時間に合わせるため、朝食後しばらく休憩。30分ほどうたた寝をしてしまった。9時を過ぎたところで、よし、出発だ。まずは三越前から用賀まで移動。用賀から美術館に向けての直通バスで世田谷美術館へと向かう。発車直前のバスに乗ったため、一番前の運転手の横に立つことになってしまった。
会期があと2日となった「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」へ、まずは行こう。会場には10時少しすぎに到着したのだが、特に展示室の前半部は結構な混雑っぷりである。
→右側は顔ハメパネルである。
ブシュロン社「インクスタンド」:あらゆる意匠で埋め尽くされた、豪華なインクスタンド。
クロード・モネ「ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)」:今回の話題作。着物はぼってりした木綿のように見える描写。刺繍の模様が盛り上がっているように見える。壁に貼られた団扇は、軽やかに舞い落ちるように見える。あたかも一瞬の間にカミーユの姿を写し取ったかのようだ。
フィンセント・ファン・ゴッホ「子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人」:パッと見には稚拙にすら見える作品。色彩の大胆な配色が目立つ。
ウィリアム・ニコルソン「版画集『12のスポーツ暦』より≪スケート≫」:ほぼ黒のカッコいい版画。
ジョン・エドガー・プラット「ジャイアント・ストライド」:遊具の鎖を手にして、宙をかけるような子どもたち。
楊州周延「上野不忍共同競馬会社開業式之図」:厳めしいオジサンも登場する式なのに、空中にはなぜかタコ、牛、金魚、メアリー・ポピンズのような人、鶴が浮いている。
ポール=エリー・ランソン「密林の虎」:日本で描かれた虎は「猫みたい」とよく言われるが、西洋のもそれほど写実ではない。
ジョン・ディクソン・バッテン「虎」:二十世紀に入ると、さすがに写実的だ。
フランク・ウェストン・ベンソン「早朝」:鳥の羽ばたき音がするような作品。
チャールズ・キャリル・コールマン「つつじと林檎の花のある静物」:日本的でもあり、象徴主義的でもあるいい作品。
チャールズ・ハーバート・ウッドベリー「フロリダ海岸沖」:波の盛り上がりと泡を含んだ白い波頭を描いたダイナミックな作品。
ヤコビュス・ヘラルデュス・フェルデール「波」:向こうから手前に来る波模様の面白さ。
途中の写真もある風景画のコーナーでは、浮世絵〜風景写真〜印象派の関係性が何となくわかるような気がした。
世田谷美術館からは、またもや直通バスで用賀へと戻る(100円)。
会期があと2日となった「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」へ、まずは行こう。会場には10時少しすぎに到着したのだが、特に展示室の前半部は結構な混雑っぷりである。
→右側は顔ハメパネルである。
ブシュロン社「インクスタンド」:あらゆる意匠で埋め尽くされた、豪華なインクスタンド。
クロード・モネ「ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)」:今回の話題作。着物はぼってりした木綿のように見える描写。刺繍の模様が盛り上がっているように見える。壁に貼られた団扇は、軽やかに舞い落ちるように見える。あたかも一瞬の間にカミーユの姿を写し取ったかのようだ。
フィンセント・ファン・ゴッホ「子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人」:パッと見には稚拙にすら見える作品。色彩の大胆な配色が目立つ。
ウィリアム・ニコルソン「版画集『12のスポーツ暦』より≪スケート≫」:ほぼ黒のカッコいい版画。
ジョン・エドガー・プラット「ジャイアント・ストライド」:遊具の鎖を手にして、宙をかけるような子どもたち。
楊州周延「上野不忍共同競馬会社開業式之図」:厳めしいオジサンも登場する式なのに、空中にはなぜかタコ、牛、金魚、メアリー・ポピンズのような人、鶴が浮いている。
ポール=エリー・ランソン「密林の虎」:日本で描かれた虎は「猫みたい」とよく言われるが、西洋のもそれほど写実ではない。
ジョン・ディクソン・バッテン「虎」:二十世紀に入ると、さすがに写実的だ。
フランク・ウェストン・ベンソン「早朝」:鳥の羽ばたき音がするような作品。
チャールズ・キャリル・コールマン「つつじと林檎の花のある静物」:日本的でもあり、象徴主義的でもあるいい作品。
チャールズ・ハーバート・ウッドベリー「フロリダ海岸沖」:波の盛り上がりと泡を含んだ白い波頭を描いたダイナミックな作品。
ヤコビュス・ヘラルデュス・フェルデール「波」:向こうから手前に来る波模様の面白さ。
途中の写真もある風景画のコーナーでは、浮世絵〜風景写真〜印象派の関係性が何となくわかるような気がした。
世田谷美術館からは、またもや直通バスで用賀へと戻る(100円)。