昼間はさすがに暑い。空を見上げると、四つ角のビルを同時に1枚の写真でとらえることが出来た。
最後はこれを見なくてはなるまい。出光美術館の「宗像大社国宝展」である。
「鉄鋋」:4〜5世紀の出土品。現在で言うとナノカーボンくらい画期的な新技術だったのでは。
「金銅製棘葉型杏葉」:馬具の飾り。もうすでに乗られればよいという時代ではないのだ。
「宗像大菩薩御縁起」:蒙古来襲後に造られた、神仏の力を借りて異国を降伏させるというストーリー物。
「問注所執事・奉公人連署問状案 沙弥浄恵(宗像氏業)請文案」:母が中国人である大宮司がいることや、中国女性も所領を持っている、国際的な様子が描かれている。
「色定法師一筆一切経」:全部で4300巻あまりが現存しているらしい。
「三十六歌仙図扁額36面」:狩野探幽の弟、安信が描いた作品。色の美しさや個性的な人物造形はもちろんだが、宗像大社がこれだけ中央と強い結びつきを持っていたことがポイントだろう。
とにかく出土品はみんな国宝という、数だけ言うと史上最高、国宝62連発、国宝オンパレードの展覧会であった。もちろん、貴重な品は多いが、全てが「美」というわけではない。それでも十分に宗像大社の奥の深さが分かる展覧会であった。
最後はこれを見なくてはなるまい。出光美術館の「宗像大社国宝展」である。
「鉄鋋」:4〜5世紀の出土品。現在で言うとナノカーボンくらい画期的な新技術だったのでは。
「金銅製棘葉型杏葉」:馬具の飾り。もうすでに乗られればよいという時代ではないのだ。
「宗像大菩薩御縁起」:蒙古来襲後に造られた、神仏の力を借りて異国を降伏させるというストーリー物。
「問注所執事・奉公人連署問状案 沙弥浄恵(宗像氏業)請文案」:母が中国人である大宮司がいることや、中国女性も所領を持っている、国際的な様子が描かれている。
「色定法師一筆一切経」:全部で4300巻あまりが現存しているらしい。
「三十六歌仙図扁額36面」:狩野探幽の弟、安信が描いた作品。色の美しさや個性的な人物造形はもちろんだが、宗像大社がこれだけ中央と強い結びつきを持っていたことがポイントだろう。
とにかく出土品はみんな国宝という、数だけ言うと史上最高、国宝62連発、国宝オンパレードの展覧会であった。もちろん、貴重な品は多いが、全てが「美」というわけではない。それでも十分に宗像大社の奥の深さが分かる展覧会であった。