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20130209ギャラリー巡り

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本日は近美→資料館→市民→らいらっく→CAI02→富士フイルム→大通→道新→時計台→たぴお→STV→大同→大丸→紀伊国屋の15か所。明日もあるので、無理しないでおく。

■北海道立近代美術館「AINU ART ―風のかたりべ」。予想より面白かった。
松井梅太郎 他「木彫り熊」:最初の頃は上手く彫れずに、ブタ熊等と呼ばれてらしい。そこから写実へ、さらには鮭が登場して現在に至る、という感じだ。
チカップ美恵子「クンネイトコ黄昏どき」:細かい刺繍の素晴らしさに驚く。

床ヌプリ「スマ・ノンノ 石の花」:円空仏にも似た感覚。
床ヌプリ「テク 手(クは小さい字)」:人差し指から小指は細かに形を掘り出していない。そこに味がある。
床ヌプリ「椅子」:背もたれに鹿が彫ってあって、「これは座りにくい」と思ったら、意外と背筋が伸びて悪くない。

床ヌプリ「ユーカラクル 語り部」:木の幹から老人の顔が掘り出されている。王者の風格でもある。
床ヌプリ「イレシュ・サポ 育ての姉=太陽の女神」:本郷新の「摩周の舞」にも似た感じ。滑らかな曲線美。

藤戸竹善「ヤシガニ」「こぶセミエビ(ワラジエビ)」:イチイの木からリアル造形。
藤戸竹善「ふくろう祭り」:人物造形もしっかりしているが、背中側の服や羽の文様に注目して欲しい。

全体的に、特にアイヌアートというくくりだけでなく、近・現代彫刻の中で見て違和感はない。



■北海道立近代美術館「絵に詩い、絵で想う 難波田龍起と抽象美術」。
難波田龍起「工場」:かつての東京がこう見えたであろう姿をキュビスムの技法で描いた作品。
小川原脩「≪華麗なる風景より≫ 華麗なる風景D、A」:リトグラフ作品。彼のシュール風景を見られるのは非常に嬉しい。
難波田龍起「宇宙塵」:画の中に赤・黄・青の球が浮かぶ。いい作品だ。
難波田龍起「生成の詩」:太陽の表面の炎にも似た、黄色の色彩。亡くなる直前の作品だ。

■市民ギャラリー「2013第6回道展U21」。
まずは受賞作品から。

荒井彩美「in cube」:美しさだけならば、今回のトップ賞。青いアクリル? のキューブの中に八面体が浮かんでいる。
前田明日美「Moon river」:月と川を幾何学模様に解体して描いた、抽象の基本ともいうべき作品。
黒島捺美「皆さまの柏木町魚菜市場」:これはまさしく市場大賞だ。

大石樹「みかん」:ミカンのつぶが見えるほどアップに描いた、リアリズム系作品。
由浪怜奈「ビンのある部屋」:ビンの中に自分が入ってしまい、座禅を組んでいる面白い構図。
熊谷幸恵「葉描」:下から葉っぱを見上げて画筆を持つ。上手い。

千葉美香「夢ノヒカリ」:目をつぶる女性と複雑な水模様を描いた作品。この人の水テクニックは素晴らしいのだ。
田中麻衣「流れる」:風になびく何枚ものリボンを、あえて錆びた鉄板で造形。

続いて優秀賞から。

遠山美紀「水仙」:オレンジの地面と赤の背景、新しい色彩で古典的な水仙を描いたもの。
長尾柚香「学生」:妙にスリリング。近未来の女子高生か、はたまた舞台が外国なのか。
山内里紗「夏の夕暮れ」:まさしく夏の夕暮れ。筆跡をあえて残した、良くあるタッチとも言えるが…。

鈴木柚葉「曖昧ボコボコ」:カラフルな泡とクラゲ。クラゲを描いた作品が多かったが、これは泡がいい。
門間暢子「駆け抜けろ!」:疾走する女子とオウム。上手い。

奨励賞から。

居橋朗「創造の色」:指先から絵具がほとばしる男。
宍戸優美「金魚」:白地に優雅な金魚だ。
赤澤慶二郎「虚像」:螺鈿張りのような頭蓋骨に鴨が乗っている。

水戸部春菜「漲溢」:緊張感のある蝶の乱舞。上手い。
佐藤真奈美「萌動−3」:巨大なマナティー? と女性か。下手そうで上手い。

入選から。

足立悠「ドコヘモカエラナイ」:擬人化したサーカスのテントが夜の街をさまよう、マンガチックな作品。雰囲気ある。
津畑クミ「彼女」:緑地に白い女性がなまめかしい。
倉本侑香「はたち」:白地に皿とニシン。このニシンが妙にいい。

■らいらっくぎゃらりい「宮地明人展」。「柳葉魚」「夏の日のこと」(トマト)、「豆腐」等の小品も上手いし良かった。主要テーマの「paradox」シリーズは、百合を持つ妊婦、ワイングラスを持つ女性(妊娠しているかどうかは見てとれない)というモチーフだった。なるほど。

時計台ギャラリーでMさんに会い、たぴお→STVとご一緒する。

■STV北2条ビルエントランスアート「The Message from Sanatorium Niida Junichi Exhibition」。

左「Sanatorium−鳥」、右「Sanatorium−象」。



「モンマルトル−B」。古典的風景画で好きだ。



■大丸「ピカソ版画展」。
1500万円の作品が売れている…。札幌で買う人がいるのか。

昼酒に気のきいたつまみは嬉しい

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さて、昼食の量を調整していた通り、16時になって少し腹が減ってきた。西11丁目まで地下鉄で移動し、15時開店の「O」へ。先客3人。札幌の昼酒愛好者が増えて欲しいものだ。

飲み物は黒ホッピーにして、ゆで豚タンを注文。ほどなく、本日ゆで上げたというタンがやってきた。





うーん、上のネギ塩ソースとピッタリだね。ホッピーの中をお代わりして、もう一品何か…、よしチーズと砂肝のスモークだ。



これがまた、絶妙なつまみだ。特に砂肝+チーズの口中ダブル投入がまたいい。

先がまだ長いので、今日はこの辺で。また伺うことにしよう。

前菜盛り合わせ万歳!

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さて今日の2軒目は、すすきのの「P」。前回、前菜盛り合わせが非常に良かったので、期待の再訪だ。



本日もワインセット(3杯)を注文し、ポール・メッサー・ブリュットというスパークリングワインから。通しとして、ミニバーニャカウダが登場。これをつまんでしばし待つ。



そして、前菜なのだが、私にとっては主菜が到着。2杯目は白ワイン。



前回と内容が違っているし、品数がたまらなく嬉しい。すかさず3杯目の赤ワイン、ナヴォナ・モンテルプルチアーノを飲む。イカ、生ハム、サラミ、ポテトサラダ、エビ、ムール貝、レバーパテ、ブリのカルパッチョ。エビミソも入っているし、カルパッチョがまた良い感じ。ポテサラもこの位の量だとありがたい。

ということで、この店ではこの組み合わせしか選べないな、と思ったら肉料理の盛合せハーフ(980円)というのがあるのだ。次はこれを試してみることにしよう。ちなみにこの前菜ハーフはそれ以下の値段なのである。期待が高まるのもやむをえまい。

最後はやはりバー

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最後は琴似に移動して、バー「D」へ。まだ18時半頃なのだが、すっかり足元が怪しくなっている。

1杯目はブラックスネーク・VAT No.1・ファーストヴェノム。シェリー樽で複数の原酒を熟成させたとあって、甘く濃厚なブレンデッドだ。



2杯目はボウモア1994。この年数のボウモアで千円以下は安い。味はスモーキーで1杯目と対照的な感じを味わえる。



3杯目は昨年の傑作カクテル再現ということで、カルヴァドス+ポワール+マラスキーノ+2種のビタース+クランベリーのカクテル。少しアルコール度数は控えめになったものの、いい香りが漂うカクテルだ。

ということで、もう限界か?

よせばいいのに

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思わず翌日の私は「よせばいいのに」とつぶやいてしまう。

最後に小腹が減ったせいか、琴似の「OO」へ入店。餃子、ちょい盛り中華そば、ハイボールを注文してしまったのだ。





いつまでたってもダメな私ね。

いい明日

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古書店の特売につられ、はるばる東札幌へ。久しぶりにイーアス札幌にやってきた。まずは昼食ということで、フードコートにある丼の店「D」で豚おろし丼(品名は良く覚えてない)を注文。



自分でも作れそうな感じではあるが、肉はふんだんに入っていてまずまず。フードコート席の真ん中にはウォータークーラーがあり、冷たい水を飲む。水汲み場には「ペットボトルに詰めるのはご遠慮下さい」と書いてあったりして、何となく客層をうかがわせるものがある。

輸入食品専門店で店内を眺めていると、小さいカップでコーヒーを出してくれた。食後にちょうど良く、嬉しい気持ちに。購買欲もそそられて、アヒルのパテとアスパラスープを購入。

さてそれから本題の古書店へ。薄々気がついていたのだが、やっぱり…



閉店セールで半額だったのだ。普段来ないのに、こういう日にだけやってくるのは申し訳ない。

「東京下町ぶらり散歩」山本鉱太郎
「戦争と美術」司修
「札幌ランチ辞典」月間STAGE GUIDE別冊…20年前の本
「日本の美術No.15 天平彫刻」杉山二郎編
「MOA美術館名品図録 書跡・彫刻・漆工・金工編」

を購入。とても感じの良い店員さんと会話。琴似のイトーヨーカドーでも古書市を開催することがあるそうなので、今度はそちらに行ってみよう。



2階に行くと、仏像ガチャガチャがあった。シリーズ5ともなると、かなりマニアックなセレクションである。以上で街中へ戻ろう。

恐るべき罠

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某デパートのバレンタイン特設会場にバーができたという話を聞いて、この時期には全く気が進まない会場へ。カウンター6席、立ち飲みコーナーありのショコラバーというのが確かにある。カウンターが空いていたので座り、メニューを見る。

うーん、実に悩ましい。しかしその中からまずは肥土伊知郎ミズナラヘッドを注文。もちろんショコラとのセットがあるのだが、そんなものには目もくれぬわ。



ミズナラのフレッシュな味わいが楽しめるウイスキーである。悩んだ末にもう1杯、ベリーブロス&ラッド・カリラ1980という30年物のウイスキーを注文。



開封したてで、最初は香りがしてこなかったのだが、だんだんに複雑な味わいが感じられてくる。なるほどこれはいい味だ。

この他のメニューは以下で、恐らく原価で出していると思われるので、相当お得かも知れない。

竹鶴21年、竹鶴25年、余市20年
ボウモア1994、トマーティン1993
ハイランドパーク1988、マッカラン1990
ダルモア1263アレキサンダー3世
レアレストブレンデッド33年、グレングラント1969

危なくもっと行きそうになる所を何とか振り切って2杯で終了。恐ろしい罠だった。

20130210ギャラリー巡り

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本日は法邑→ラフィラ→4プラ→スカイホール→さいとう→ARTスペース201→丸井→三越→グランドホテル→地下歩行空間→三岸の11か所。荷物が多くて失速。

■茶廊法邑「BIG MONGOL2013」。これは開催に感謝したくなる展覧会だ。
DOLGORSUREN Batmunkh「Before the rain」:広大なくもり空の下、小さな水辺に馬が集っている、いわゆるモンゴルイメージの作品。
BURDAA Dolgor「Noon」:解体(または設営)中のパオの天井を見上げた構図。色が明快で骨太な描写だ。
ADIYABAZAR Nayamiin「Spring」:パッチワークのような山と馬の画。丁寧で気持ちいい。

誰なのか存じ上げないが「モンゴルは社会主義的リアリズムの技術と、西洋文明の流入で、絵画技術は非常に高くなっている」という解説をしていた。一般的な欧米圏ではコンセプチュアルアート等で、技術的には低下傾向なのだとか。どこまで本当なのかは門外漢でさっぱりわからぬが、モンゴル絵画展という催しは実にありがたかった。

■ラフィラホール「〜 イランカラプテ 〜  アイヌ彫刻&北海道風景画展」。
田辺三重松「海浜」:絵画の中ではこれがパッと目についた。オーソドックスな海と大胆な舟の描写が対象的。53万円。
藤戸竹喜「群熊」:一木造りで、木に上る熊たちを掘り出した大作。300万円。ちょっと凄い。
床ヌブリ「(タイトルなし)」:全体的にはペンギンのような、足元は猛禽類のような奇妙な鳥のイメージ彫刻。

近美の「AINU ART」で感銘を受けた人は、ぜひ行ってみるべし。

■さいとうギャラリー「QUATRE BLANC」。
経塚真代「愛犬にパンケーキを作ってあげたらあんなに食欲のあった愛犬がすごい勢いで顔をそむけた…」:これはタイトルというか、かつての愛犬をもとに作った人形に添えられたセリフのようなものである。ちょっとした奇妙な一言系なのかと思いきや、実話なのだそうである。いったいどんなパンケーキだったのか。

■ARTスペース201「コズミックエアライン展」。
藤井七海「星の海」:青い海に黄色の光線が空から差す。印象的な作品。
渡部万里子「Yellow」:人物画に独特の味わいがある。この作品も人間の眼は描かれていないのだが、情感がある。
小林早織「涙の湖」:ワニの眼にも涙。明るい色彩でワニが可愛い。
加茂川麻衣「整列」:表情もなく、服を着ていない人たちの列。死への旅立ちなのか。

4人がそれぞれの作風を持ち、拮抗したレベルで出品されているのは実に良いものだ。

■地下歩行空間「伊勢神話への旅 宮澤正明写真展」。行ってみたくなる。



■三岸好太郎美術館「音楽のある美術館4」。作品自体は全部見たことがあるのではないかな。三岸と本郷新が久保守の渡欧送別会(1930年2月)の時の写真に写っているのは初めて見たかも。面識があったんだ。

スタンプラリーが見事完走になったので、図録「珠玉の英国絵画展 マンチェスター市立美術館所蔵」をもらう。この美術館、かなりの作品を所蔵していて、私の好きなプリンセプ「シンデレラ」があったので決定した。19世紀ロシア絵画の図録(レーピンの作品が載っていた)も欲しかったなあ。

マトン四天王制覇

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今日は1軒目に振られて、カレーの「RN」で昼食。最近食べ続けてきたマトンカレーシリーズの第4弾にして最終回、マトンサグを注文。まずは恒例のサラダとマンゴーラッシーから。



続いてカレー到着。どうもこれまで「緑のカレーなど食欲が湧かぬわ」と思っていたのだが、せっかくのマトン全種類制覇のために食べることにしてみた。



早速一口行くと、直接的にほうれん草(*サグ)の味というのはあまり感じない。とは言え、辛さを自分のちょうど良い4辛にしてみたのだが、ほうれん草成分のせいかそんなに辛く感じないようにも思える。

食べてみて、ほうれん草入りというのは、なかなか完成度の高いカレーであると思った。確かに色々な店にこのメニューがあるのもうなずける。



(*)サグとはほうれん草ではなく、菜の花だというブログ記事もあった。

20130211最近読んだ本

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■「わが友なる敵」ロングイヤー
再読。

■「おいしい札幌出張2」小西由稀
紹介されている中で行ったことのある店は14軒。結構波長があっているかもしれない。

■「閉ざされた夏」若竹七海
再読。

■「めしばな刑事タチバナ8」坂戸佐兵衛、旅井とり
まってましたの第8巻。炭酸コーヒーの話の所で、サスケ、ミラクルアルファ、リベラ、ジェットストリームと懐かしいジュースの名前が登場。ここにシビレた。

■「しらみつぶしの時計」法月綸太郎

■「プロレス最強は誰だ?」プロレス評議会

以下、図書館の2冊。
■「案外、買い物好き」村上龍
全く買物の趣味が合わない。

■「一度は泊まりたい日本の宿」渡辺淳一

20130212最近読んだ本

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■「東京下町ぶらり散歩」山本鉱太郎
約30年前の東京。築地と佃がひとくくりになっており、月島が登場しない。今であれば、月島・佃のセットのような気がするのだが。

■「札幌ランチ辞典」月刊STAGE GUIDE別冊
20年前のランチ紹介本。私の大好きな某カレースパゲッティ店(本当はカレー店)。当時開店20年とのことなので、今では40年にもなるらしい。また値段がほぼ同じなのも、デフレ傾向を如実に示している。その他には懐かしいキッチンママ、チャートハウス、鹿鳴春飯店、北18条で良く行ったブルドック、西18丁目付近こんとん等。ホテルのレストラン以外はかなりの確率で閉店してしまっているのだ。

■「MOA美術館名品図録 書跡・彫刻・漆工・金工篇」
「MOA」が何の略だか、やっとわかった。

以下、図書館の4冊。
■「怒らない技術」嶋津良知
私はかなり怒りっぽい。こういう本を読んで、怒らなくなるほど人間ができていない。

■「NHK美の壺 銭湯」
今年は何とか銭湯→居酒屋のコースを歩みたい。

■「ニッポンのタワー」豊科穂
別府市グローバルタワーの展望台は見た目が怖すぎ。行方市、玉造・虹の塔からはうっすらと牛久大仏が見えるそう。これも何だか凄い光景だ。

■「北海道の木彫り熊 浜田コレクション写真集」伊藤務
こんなに立派なものがあるのかと思い知らされる次第。

土曜日の男

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今日の飲み会はやや西方面になったため、時間調整で「O」へ。店主Aさんから「あれー、珍しい。SHさん、土曜日の男ですもんね」と言われてしまった。確かに私は土曜日のまだ明るいうちにこの店に来ることが多い。

今日は軽めにとハイボール、にしん漬けを注文。



時間がまだあるので、つわぶき紋次郎という芋焼酎をお湯割りで注文。「へー、これは芋の葉っぱですね」と瓶を見て知ったかぶりをしたところ、「いえ、フキ」ですと訂正されてしまった。確かに名前に「つわぶき」ってついているからね。



よし、ここで軽めのつまみは鯖のスモークだ。これが香りはいいし、味が凝縮されていて実に旨いんだよね。



ということで、飲み会会場に向かうことにしよう。



こちらはこちらで刺身(ハッカクがあった)、原始焼き(炭火で大きな鯵と鰊を焼いたもの)が良かった。飲み物はハイボール大量で、今日はこれで帰宅。

これは素晴らしいハイボール

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本日は忙しい合間をぬって、すすきののバー「N」へ。1杯目は何となくお任せハイボール。すると、ジョニー・ウォーカーゴールドラベルのハイボールにタリスカーフロートで登場。



これが味にふくらみがあって、さらにモルトのパンチがダメ押しするという、ゴージャスなハイボールなのである。

2杯目はメリーウィドウ。ジン+デュボネ+オレンジビタースのドライにして強めのカクテル。



落ち着いた赤い色と、ほろ苦さがいい。3杯目は定番サウダージ。これをゆっくりと飲んで、何とか今週も後一日だ。

20130215最近読んだ本

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■「彷徨える艦隊8」ジャック・キャンベル
第二の異星人の巨大戦艦が登場し、さらに第三の異星人まで登場。スタートレック状態になりつつある。

■「事情のある国の切手ほど面白い」内藤陽介
お国の事情がもろに出てしまうのだ。

■「大ピラミッドの秘密 ペリーローダン442」クナイフェル、フォルツ

■「海神の晩餐」若竹七海
第2次世界大戦前夜、横浜からバンクーバーへの船に主人公は乗る。タイタニックから瓶に入って流されたと思われるフットレルの小説が登場し、さらにはそこに乱数表らしきものが発見される。そして幽霊事件、死体? 消失事件が発生し…。いい意味でロマンあふれるミステリー。少し悲しいエンディングも上手い(再読)。

■「O.tone vol.52」
今月は沖縄料理特集。毎年ゴールデンウィークあたりに行っているので、今年もかな。会いに行ける名作は歌川国貞「江戸名所百人美女尾張町」である。

以下、図書館の2冊。
■「よくわかる日本建築の見方」中川武

■「五重塔入門」藤森照信、前橋重二
私は法隆寺、東寺、興福寺、浅草寺と有名どころしか見たことがない。記録に残っているもっとも高いものは、東大寺七重塔西塔で、何と98.5mもあったとか。最大時のゴジラより高い訳で、それは凄い。

カレー焼きそば

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今日はタイミングがあい、久々に焼きそば「R」へ。前回と同じく、カレーあんかけ焼きそばを注文することになってしまった。次回行くことがあったら、普通の焼きそばも食べてみよう。



前回記事を見てみたが、全くぶれないビジュアルと味である。しっかりした焼き目のついた麺を楽しむうちに、カレーあんがなじんでくるので、後半戦は一体感を持った形で食べられるのだ。そしてスープの旨さも変わりがない。




20130216ギャラリー巡り

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本日は資料館→コンチネンタル→市民→創→ivory→ARTスペース201→丸井→さいとう→スカイホール→三越→らいらっく→富士フイルム→大通→道新→たぴお→大同→教育大サテライトの17か所。この時期に珍しく時計台ギャラリーの展覧会がなかった。

■札幌市資料館「画遊人」。それぞれの作家の個性が出た展覧会である。

■コンチネンタルギャラリー「第50回はしどい展」。
浅井菫「破壊計画都市」:破滅派でいいね。それだけに「未完成作品」という未完成の作品が惜しい。

■ivory「米澤卓也個展Vol.4 W.C」。小さなキャンバスの表面にうねりが発生し、複雑な形を取って行く。それにつられるように閉じられた別室に入ると、周囲全てが作品になっている。描かれているのは紙の山、脳っぽいもの、黒いウニョウニョ、シートのかかった箱。想像が膨らむが、一体これは何だろう。「W.C」というところから、あれの隠喩なのだろうか。

■ARTスペース201「北と七生展」。
太田香「ないしょ」:糸電話を持つ女性が可愛らしい。窓、草花、小さな旗などの小物が上手い。
松原将隆「Turkish Daylight」:外国の路面電車。かなり上手いのだが、学生っぽくないテーマである。実際に行ったのであれば、羨ましい。

■スカイホール「ペイントモンスター・アートコレクション2013」。石鹸を彫って形作る、ソープカービングに驚く。

■らいらっくぎゃらりい「武田志麻展」。
「組曲パリ」:パリのいくつかの特徴ある建物をポイントに、それ以外は連なる家・家・家。リズム感がある。
「山の旋律」:山あいの村を描いた作品(版画)。こちらも木々がびっしりだが、時々「木」「森」といった漢字が紛れ込んでいる。

■北海道教育大学札幌駅前サテライト「2012年度本学岩見沢校修了・卒業制作展」。
中川由衣「羽合の勢」:木のボードにカラフルな鳥を描いた作品。表面を削り、そこに色を塗り込めることで、より迫力のある作品になっている。

立ち飲み3軒

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16時過ぎに軽く一杯と思い、札幌駅方面で飲める所を探す。立ち飲みの1軒目は料理人が怪我らしく開店していない模様。2軒目は残念ながら昨年末で閉店。



ということで、3軒目にたどり着いたのが「AK」である。3軒飲み歩いた訳ではなく、タイトルから想像される内容ではないのである。



まずはいつもの晩酌セット。酒は千歳鶴の本醸造を燗してもらった。酒を持ってくるお姉さんが最初の1杯お酌してくれるのが嬉しい所である。



つまみは左からゆでもやし(ナムル風)、豚ナンコツに辛味噌添え、揚げかまぼこ。辛味噌がいいね。

2杯目も同じく燗酒をもらい、鮭のうるか(胃袋の塩辛だとか)を注文。この店は他にもずわいカニ味噌など、酒のつまみに持ってこいのゾーンが充実している。



北海道にしばしば来ているらしい、吉田類のサインがあった。滅多に来ない私が言うのも何だが、この店は続いて欲しいものである。

久しぶりの北24条

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軽く一杯やってから北24条に移動し、久々の「T3」へ。



先輩諸氏が多かったため写真はないが、焼鳥、揚げ納豆、ホッキ刺、タコ刺し、ささみフライ等を食べる。最後は本当に久しぶりの雑炊だ。間違いのない旨さである。

飲み物はビール1杯だけ、冷酒1杯、その後は焼酎お茶割りを飲んだ。



外に出るとまた雪だ。

平日の放浪

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飲みが中途半端になってしまい、狸小路のかなり西側、居酒屋「K」へ。それほど込んでいなくて一安心。

燗酒を頼んで、まずはしめ鯖からと思ったところ、品切れとか。じゃあイカ刺しをと頼んだところ、最後のしめ鯖の切れっぱしを付けてくれた。これはラッキーだ。





今日は温か路線で行こう。湯豆腐を注文すると、「豆腐を減らして、タチ(真鱈白子)を入れましょうか」と嬉しいお言葉。



豆腐はもちろん良いのだが、やはりタチのコクはたまらないものがある。体が温まってきたところで、冷酒(銘柄忘れた)を行こう。今日は運ぶ人がいないため、一升瓶を渡され「受け皿までたっぷり」とのこと。ま、ほどほどにつがさせてもらった。



つまみは少し塩気を求めて糠サンマ。こりゃいいね。



ということで、ちょうど良い具合の飲みであった。



一段落したと思った札幌の雪だが、まだまだ降るようだ。

20130220最近読んだ本

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■「戦争と美術」司修
もちろん戦争画を中心にした話である。こういうものは一冊本を読んだからと言って分かる訳もなく、色々な意見をとりあえずは吸収しておきたいものだと思う。

■「カッコウの卵は誰のもの」東野圭吾

■「フォークの先、希望の後」汀こるもの

■「Whisky World 2013 FEBRUARY」
ボトラーズ特集。確かにオフィシャルボトルよりも、ボトラーズにお世話になっているかもしれない。それからジムビームがサントリーの取り扱いになり、大々的に広告がうたれている。サントリーの営業力でバーボンにまた新しい風が吹くか。また、カティーサークストームというのもちょっと興味がある。シングルモルト比率を高めたということなのだが、値段は相当に安い。一度試してみるか。

■「珠玉の英国絵画展 マンチェスター市立美術館所蔵」
かなり好みの作品が多い。しかしこの展覧会を帯広で開催していたとは! こういう展覧会をやってくれないかな。

■「沿線風景」原武史
乗ったことのない路線ばかりだが、歴史、読書、食のテーマをからめて、なかなか面白い。

■「刑事のはらわた」首藤瓜於
日々変死体の解剖に立ち会う、鑑識課の主人公。前科者の死が気になって独自の調査を始めると、上層部や同僚からの圧力がかかり、意外な展開に。とにかく解剖シーンたっぷりの興味深い作品だ。

以下、図書館の1冊。
■「アイヌ絵巻探訪」五十嵐聡美
正しいアイヌの像をとらえたものなのか、和人のイメージに合わせたものなのか謎なのである。一度、じっくり見てみたいものだ。
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