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Channel: 散歩日記X
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腹が減ってきた

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丸々一週間、どうにも胃の調子が良くなかった。今朝もどんよりした感じで、朝食を極めて軽くしたところ、昼前にぐんぐん腹が減ってきた。これは改善の兆しかな?

ということで二十四軒のビストロ「PE」へ。前菜はエゾ鹿の生ハム?、羊の辛いソーセージ?、白身魚と菜の花のサラダ仕立て、銀杏のキッシュ。料理名の記憶が定かではないのである。



早速食べてみると、うん、調子出てきたね。今日は菜の花の酸味と白身魚の細やかな味わいのするサラダが旨い。辛味のあるソーセージも味覚を刺激する。

メインは子牛の白ワイン煮込み。あっさり煮込みかと思いきや、思ったよりもソースを煮詰めたコクのある味。しかし酸味も当然残っているので、食べやすい。肉の影にはニョッキもひそんでいて、これも面白い。


→これだけ写真がボケた。

デザートはチョコとコーヒーのガトーショコラ オランデーズソース、練乳のアイス、チーズクッキー、シフォンケーキ。ガトーショコラとソース、練乳のアイスの一体感がいいね。



今日はこの後、図書館に立ち寄って帰宅。彫刻美術館も行かねばと思いつつ、昨日頑張りすぎたせいもあって元気がない。しかし、今日の食欲からするとそろそろ完全復活できるかも。

20130303最近読んだ本

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■「おいしいおしゃべり」阿川佐和子
再読。

■「地球平面委員会」浦賀和宏
再読。

■「彼女は存在しない」浦賀和宏
再読。

■「延長戦に入りました」奥田英朗
再読。

■「HO 4月号」
今月はランチ特集。私の行きそうな店があまりない。

■「キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか」北尾トロ
再読。

■「ヘンたて2」青柳碧人
ヘンな建物の謎を解く、ロマンあふれる作品。就職試験を室内に設定されたヘンなゴルフコース勝負で決める作品が一番印象に残った。多分、プロゴルファー猿も負けるだろう。

■「シチュエーションパズルの攻防」竹内真
銀座のバーでバイトをする主人公。変な謎がもちこまれると、常連の渋い推理小説作家が解決してしまう。文壇バーの雰囲気といい、何ともクラシックな感じのする作品。

以下、図書館の1冊。
■「話虫干」小路幸也
小説の内容が勝手に変容してしまう事件の起こる図書館が舞台。図書館員は物語世界に入り込み、正しい筋道に修正しなければならならず、今回は夏目漱石の「こゝろ」のストーリーがどんどん変化してしまうのだ。どことなく懐かしい優雅な感じのストーリーである。

琴似の片隅で

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久しぶりにJR琴似駅に降り立ったものの、行こうと思っていた店が開店していない。少し迷走して、住所としては二十四軒になる裏通りの店「I」へ。先客はなし。

まずは燗酒を注文し、通しは嬉しい2品。一つ目はイカフライを甘く卵でとじたものかな。ちょいとこってりした味がつまみにピッタリだ。



もう1品はマカロニサラダ。これは私の好物メニューで嬉しい。



続いて、いわしのマリネ風。辛くない南蛮漬けといった感じだが、低価格でありながら立派な一品だ。ここで冷酒(銘柄失念)に切り替える。



さらに酒をもう一つ頼んで、身欠きにしんのねぎ味噌和え。これは日本酒には間違いのない味だ。



ついお店の人と色々話をしてしまい、スモークサーモンをサービスされてしまった。これは申し訳ないと、お得値段(普通のバーの半額だと思う)でメニューにあったボンベイサファイアをショットで飲む。

たまたま今日は他のお客さんが来なかったようなのだが、ちょっとしたつまみで気軽に飲むにはいい店だ。そのうちに、また来てみたいものだと思う。

素敵なよるごはん

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本日はちょっとしたコンサートに行くので、夕方早目の夕食。大通から北に向かい、「c」という店のよるごはんセットを注文することにした。飲み物は酒もOKなので、福司を冷やでもらう。



まずは1品目。煮玉子とナスの揚げだしの盛合せ。ナスが旨い。



ゆずつみれとキャベツのスープ煮。最初はキャベツの甘味とあっさりしたスープを味わい、途中からポン酢を少しかけてつみれを食べる。過剰じゃないゆずの風味がありがたい。



次はやわらかとんかつとツナとたまご入りマカロニサラダ添え。もちろん小ぶりのとんかつだが、普段の私ならこの辺で限界かも。マカロニサラダも嬉しいねえ。



そして驚くなかれ、ここにミニのソーセージとパルメザンチーズのカレーがついて、何と驚異の1050円なのである。



これはお得すぎないだろうか…。あまりの充実ぶりに赤ワインを追加してしまったが、それでも1400円。これは間違いなくまた来よう。



コンサートの後はすすきのまで歩いて、バー「C」へ。ウイスキーソーダ、サイドカー、ギブソンを飲んでの帰宅。

20130306最近読んだ本

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■「新・道央安うまご飯」
行きたい店はそれほど掲載されていなかったが、1軒行ってみた所、大ヒットだった。

■「少年探偵団ジャーナル3」真瀬もと

■「蒼穹のファフナー」冲方丁
平和な島に突然異星人の攻撃が始まり、穏やかな暮らしをしていた子どもたちの記憶がよみがえる。実は地球は滅亡寸前で、この島は光学的な仕組みで発見を免れていただけだったのだ。用意されていたロボット兵器に乗り込み、迎撃に向かうが、圧倒的な敵の前に勝ち目はあるのか。

以下、図書館の5冊。
■「人材育成の教科書」高原暢恭

■「すごい決算書の読み方、作り方」加藤雅史

■「ツキの波」竹内一郎

■「原発事故、放射能、ケンカ対談」副島隆彦、武田邦彦

■「ロマンポルノの時代」寺脇研
実は私はポルノ映画というものを1回しか見たことがない。どうもそういう世代じゃないのだよね。しかし、子供の頃には結構街角にポスターがはってあり、「団地妻」「海女」等の言葉をすっかりイヤラシイものとして認識してしまったものである。この本で取り上げられた女優で知っている人と言えば、宮下順子、谷ナオミ、美保純、烏丸せつ子。さらに意外な有名男性俳優が大勢出演しているのも驚きだ。「ロマンポルノ」を一望できる、大変良い本であると思う。

写真はダメダメだった

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本日は2か月ぶりのカクテルの会。4人が集合した。飲み物は以下。

1杯目:ジンソーダ割り
2杯目:美女と野獣
3杯目:タンカレーリーフ…ティーリキュールの味が好きだ
4杯目:シャンゼリゼ
5杯目:ホワイトミモザ…ここで少し逃避する
6杯目:アメリカーノ…腹が苦しくなって、苦み系へ
7杯目:ブルーブレーザー…これもリキュールで消化促進
8杯目:リーガルストーリー

食べたものとしては、温野菜とピエモンテ風バーニャカウダのディップ、豚肉のミラノ風カツレツ レモンバターソース、茄子と菜の花のボロネーズパスタ等が結構いけた。

でも、米の入っている栗と茸のチーズリゾット カリカリベーコン添えに一番歓声が上がったりする。



店内が暗いせいか、写真はほとんどダメだ。

奇跡のカクテル

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今週は無性に長かった。ぐったりしたまま、すすきののバー「N」へ。さっさと帰れば良いという話もあるが、ちょっと寄り道をしたいのだ。そんな気分をふっ切る1杯目のカクテルは、少々バカっぽくブルーハワイだ。



しかしこのカクテル、決して馬鹿にしたものではなく、ラム酒を強めに、生のパイナップルジュースを使うと実に旨い。

2杯目は古いカクテルブックからメモしておいたモンタナ。ブランデー+ポートワイン+ベルモットのカクテル。ベルモットがドライなのかスイートなのかメモから漏れていたのだが、私の判断でスイートベルモットにさせてもらった。



おお、これは何となく王道的クラシックカクテルだね。

実はカクテルメモの中に、謎の「スウェディッシュパンチ」という材料が使われているものがあって、自分でも何故メモしたのか不思議に思っていた。これまで未だかつて聞いたことのない酒だったので、多分作ってもらえないと思えるからだ。

しかし、他に客が誰もいないので「スウェディッシュパンチって聞いたことあります?」とNさんに聞いてみた所、「確か…、東京のお客さんから頂いたのですが、スウェディッシュパンチって書いてありますね」とボトルが発見されてしまった。



じゃ早速ということで、ディキディキというカクテルを注文。カルヴァドス+スウェディッシュパンチ+グレープフルーツジュースのカクテルである。

飲んでみると、グレープフルーツで爽やかになりすぎそうな所を、スウェディッシュパンチの甘さとスパイス感のおかげで、ぐっと深みの出た味わいとなった。

ついでにスウェディッシュパンチをストレートでちょっとだけ味見させてもらい、これでちょうどボトルが空になった。何とも奇跡的な出会いで、すっかり機嫌をよくして帰宅。但し、猛吹雪が始まっていた。

定食を食べたかった

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今一つ胃もたれ状態が続いている。何とか腹をすかせ切ってから、今日はしっかりとした定食を食べることにしようと、大通の「O」食堂へ。少し考えた結果、日替り定食のアジフライと野菜カツにしてみた。北海道では普段、それほどアジフライを食べることはない。



雑穀米、味噌汁、フライ、中華春雨、漬け物、デザートのセットである。フライ類は少々衣が固めだったが、それ程油っこくはなかった。醤油、ソース、タルタルソースの組み合わせで食べる。



この店はご飯がおひつで出てくることが特徴の一つなのだが、雑穀米は原価のせいか一膳切りなのである。昔の私であれば、ここに来たからにはお代わりなしというのはありえない、と思う所なのだが、今日はそれでよしだな。周りの人間の注文の様子を聞いても、意外にこの雑穀米を選択する人は多い。店の人はそのたびに「お代わりできない方ですね」と確認するのであった。

最後に取っておいたデザートを食べつつ、セルフサービスのコーヒーを飲む。これがあるだけで、ちょいと満足感が高まるね。


20130309ギャラリー巡り

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本日は市民→丸井→ARTスペース201→ivory→さいとう→スカイホール→三越→アリアンス→富士フイルム→大通→らいらっく→道新→時計台→STV北2条→チカホ→エッセ→大丸と、断続的に吹雪く中を少し妥協しつつの17か所。

■市民ギャラリー「芸森+彫美コレクション展」。期待より出品作が少ない。せっかく街中で芸森と彫刻美術館のアピールをする機会なのだから、2階も使えば良いのに。

鎌田俳捺子「堆積」:緑、茶、赤の色彩の層がたたみかけるように迫ってくる。
小谷博貞「残酷な季節(豪雪地帯)」:作品だけ見ると、丸っこい形が目立ち、決して厳しい冬の風景という感じはしない。しかし可愛らしい振りをして、こいつらは重いし大変なのだな。
本田明二「鶴の舞」:金と銀の鶴が左右から舞い降りる9つのパーツからなる大作。これは見ごたえがある。芸森もよいが、札幌駅の目立つ所に飾っても良いのじゃないか。

■市民ギャラリー「写真で綴る札幌」。といいつつ、2階では旧札幌市写真ライブラリーからの作品展。昔の北海道帝国大学工学部が非常にカッコイイのに驚く。今は真四角な全くつまらない建物なのだ。

官庁等の建物写真が当然多いのだが、私は「一正亭(牛鳥鍋専門 大通西3丁目」「西洋料理有合亭 北2条西2丁目」「西洋料理店マルヨシ精養軒 南1条西4丁目」「株式会社エンゼル館 北3条西3丁目」等が気になる。

■ivory「デジタル絵画研究室展」。
佐藤菜摘「けむ」:鳥の目のような、煙のようなクレヨンによる作品。
飯野祐理「papaとboku」:砂漠を旅するカタツムリ父子の物語。カラスを撃退するほど父は強い。何だかわけがわからないが、面白い。

■スカイホール「TURNER AWARD入賞・入選作品展2012」。
増田将大「mist.1 mist.2 mist.3」:淡い色彩で地方都市の風景を描いたもの。所々紫の点で形が強調されている。
植田明志「HOPE」:鯨のかたちにサンゴやフジツボが表面に貼りついた立体作品。造形が非常に良くできている。
盛田亜耶「百々目」:人体、蝶の羽、孔雀の羽根にギョッとするような目玉を描いた、ホラーな作品。

■富士フイルムフォトサロン「北海道大学写真部高木拓真個展 寂寞有為」。羽幌、美唄、室蘭、札幌、枝幸、夕張、苫小牧など、道内各地の人のいない風景。決して寂しいだけの風景ではない。

■大通美術館「千展」。それぞれの作家が個性的な作品を出品。昔に比べると、少しまとまってきたかも。
梅木美呂「回想」:卵型の形の周りには空間のゆがみが生じているようだ。正確に物事を回想することはできないためか。

■時計台ギャラリー「札幌大谷大学短期大学部美術科+芸術学部美術学科選抜展1期」。「道展U21」等で見た作品も多く、その辺は省略。
小林由紀実「瞼のモデル」:座る女性の上に、さまざまな色の扇型を重ねた作品。
高薄亜実「その先はどこへゆく」:先の見えない廊下には、妙な物体が転がっている。どうも嫌な気配が感じられそうだ。

■STV北2条ビル「平田まどか「ボルヌ」」。ビルの入口に祝祭空間が出現。

 

■ギャラリーエッセ「職業病コレクション」。女医、看護師、お菓子製造などの職業人が架空の病気にかかっている設定の写真展。作家本人のセルフポートレートのようで、かなり凝った舞台設定をしていると共に、少しエロティック。なかなかの美人さんなだけに、目のやり所に困る。

ちょっとだけ良いじゃないか

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今日はギャラリー巡りを終えたらさっさと帰るつもりだったのだが、喉も乾いたし、ちょっとだけ良いじゃないか。ということで、地下歩行空間からつながっている立ち飲み「SE」へ。

1杯目はハイボール。16時台だというのに、結構な客入りである。



重いものは食べられないなということで、冷奴。四角形ではなく、半球型の冷奴だった。あっさり味でいい。



でもこれに合わせるならやっぱり酒だよね。



この酒が店のオリジナル酒で、魚へんに春・夏・秋・冬の4文字をそれぞれ合体させて「しゅん」と読ませる強引な名前なのだ。魚へんに春(鰆=さわら)、魚へんに秋(鰍=かじか)は分かったが、他の二つが分からない…(これを書いている今は検索の結果分かっているのだが…)。

 

ま、この辺で早めに帰ることにしよう。

20130310最近読んだ本

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■「ファントムの夜明け」浦賀和宏
再読。

■「空間亀裂」フィリップ・K・ディック
人口増加で世界は危機にひんしていた。そんな時、人間の住める異世界が発見され、冷凍保存されていた人間たちは移民を開始することになった。異世界は果たして別の地球なのか、また他の生命体はいないのか。ディックらしくない気もする作品。

■「風が吹けば」加藤実秋
主人公は2009年から、突然1984年にタイムスリップする。当時の母校はヤンキー気質の生徒ばかりで、あまりのセンスのなさに呆れかえる主人公だが…。いや、実に青春そのもののいい話だ。それにしてもオタク気質の人間にとって、地方都市は肩身が狭かったなあ。

■「街の大爆笑百科バウ」
再読。

以下、図書館の3冊。
■「探査機でここまでわかった太陽系」松井孝典
2年後に冥王星をフライバイする予定の探査機があるそうなのだ。何しろ2重惑星(準惑星)とも言っていい冥王星である。非常に楽しみだ。

■「新・陰翳礼讃」石井幹子
博覧会や都市景観の照明を手掛ける作者が、日本の「あかり」のあり方を考えた本。考えさせられるものがある。

■「業務別に見直すコストダウンの進め方」間舘正義

月曜から飲み会

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できれば月曜日は酒を飲まずにいたいのだが、本日はやむを得ない。まあ、量を控えておこうと思ったのは最初だけで、結果的にはバンバン飲んでしまった。



しかも1軒では収まりがつかず、すすきののバー「N」へ。



1杯目はベネットハイボール。苦みで気を引き締める。2杯目は限界を感じて、ジン+ブラッドオレンジのカクテル。



この赤い色はカンパリやグレナディンではなくて、オレンジジュースなのである。これで帰ったものの、結構な酔っ払いであった。

送別会は仕方ないよね

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本日は送別会のため、月・火連続で飲まなければならないことになった。

時間が40分ほどあるので、1軒目はT君と「第3Mセンター」。ハイボール2杯と厚揚げ焼き、ハムエッグを注文。

2軒目は飲み放題だったのだが、終始ハイボールで通した。食べたものは前菜、カルパッチョ、サラダ、スモーク盛合せ、イベリコ豚ステーキ、まぜご飯、デザート。

さすがに今日はこれで帰ろう。しかし時間が早かったせいか、家で結構飲んでしまった。その結果、翌日はかなりの二日酔いだ。

20130315最近読んだ本

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■「マルゴン人来襲 ペリーローダン444」フランシス、マール
ローダンがやっと≪パン=タウ=ラ≫に到着。

■「VOW23」
再読。

■「宿命の宝冠 グインサーガ外伝25」宵野ゆめ
本筋とはかけ離れたかなりの外伝だが、良くできている。

■「いつかティファニーで朝食を2」マキヒロチ
朝食が本当に美味しいのは、旅先で体調の良い時だけだ。

■「グイン・サーガ・ワールド7」天狼プロダクション
なかなか安定して読める。

■「VOW21」
再読

■「O.tone vol.53」
今月はスープカレー特集とあって興味が湧かない。「会いに行ける名作」は三沢厚彦の「Animal2000-02」。シマウマの作品である。

■「隻眼の少女」麻耶雄嵩

第103回北海高等学校美術部どんぐり会展

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北海高等学校美術部のどんぐり会展は毎年楽しみな展覧会である。今年も特にお願いして作品撮影を許可してもらった。最初は怪訝な顔をされてしまったが、「毎年大好きで見に来ています」というと、受付3人の顔が一瞬にして笑顔になった。実に嬉しいものである。

中北朋花「心在」:これは心臓なのか?



鈴木綾栞「浸水」:地底の古代生物。好きなテーマを可愛らしい色彩で描いた作品。



木全祐衣「どうすることもできない仕組み3(数字はローマ数字)」:ビル群に襲いかかる化け物? ビルが少々波田浩司風。



福永ふゆ「何だろう?」:ハリネズミなのか何なのか。それとも動物の方が人間を見て「何だろう?」と思っているのか。



川原みさと「私の中で光る宇宙」:ギターの中に宇宙空間。それよりも手錠が気になる。



高畠沙月「現在と過去の混合」:これだ! 高校2年生の女子というと、結構大人びているイメージがあるのだが、それにしてこのバカバカしい画はどうだ!(←褒めているのだ)たまらないね。



池上瑠莉「夢に浮遊する島」:北海伝統のスペース画というか。色彩がいいね。



今年は若干型破り度合いが減ったような気もするが、高校生が大真面目にこのような作品を描いているのが嬉しい。

食堂を探せ

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先日「孤独のグルメ」を見て、大衆食堂にあこがれてしまったものの、札幌にはそのような店はきわめて少ない。今日の昼食をどうしようかと考えつつ歩いていたところ、「おばんざいビュッフェ780円」という看板があったので、この手もあるなと入って見ることにした。



ごはん、味噌汁、漬け物がベースで、おばんざいを自分で取ってくる。ご飯はお代わりできるので、1杯半ほど食べた。味噌汁もお代わり可能であったが、こちらはまあいいか。味は悪くなかった。

食べたものは蓮根の煮物、鶏ごぼう、切干大根、なす味噌、ひじき、肉じゃが、みつばおひたし、サラダ(葉物とトマトがあった)、漬け物は長芋であった。全体的に懐かしの日本お惣菜という感じで、おかず力としては肉じゃがと鶏ごぼうが強い方だったかな。



夜は居酒屋の店なので、スペースは広くゆったりと食べることができた。まずまず。

サービス品多数

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今日は久しぶりに西11丁目の居酒屋「O」へ。16時頃に行くと、最初の客になった。外の寒さもあり、まずは千鶴のお湯割りから。少なくとも冬の間は、この店では芋焼酎お湯割りにするのが定番になってしまった。



さて、つまみは私の定番、スモークメニューから砂肝とチーズのスモークだ。今日はチーズのスモーク度合いが一段と香ばしい。ついでに常連のお客さんからの差し入れで、自家製のいぶりがっこをサービスしてもらった。自家製だけあって、香りはいいが塩気が控えめで、実に食べやすい。



続いて黒ホッピーを頼んでいたところ、Aさんの実家からの荷物が届き、その中に入っていた自家製つぼ漬けを頂いた。つぼ漬けは私も好きな方の漬け物であるが、一般的なものは色が黄色くて、甘いものが多い。これは見ての通りの自家製で、味付けもさっぱりしている所がいいのだ。



ホッピーの中も2杯目に突入したところで、名物さつま揚げを注文。本来メニューは2個なのだが、ハーフの1個にしてもらった。



これは中に蓮根、ひじき、枝豆などが入っていて、歯ごたえがいいと共に、しっかりしたすり身の味もあって、醤油などを付ける必要がないのだ。

いい感じに酔っ払いスタートで、今日は琴似に向かうことにする。

※そうだ。Aさんの実家からの荷物の中に取れたばかりの竹の子が入っていたのだ。実に美味そうだったのだが、私の滞在中にはさすがに出すことができず…。残念だったなあ。

20130316ギャラリー巡り

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本日は三越→スカイホール→さいとう→ivory→ARTスペース201→丸井→らいらっく→富士フイルム→大通→道新→時計台→エッセ→大丸→教育大サテライト→NEW STAR→大洋→北のモンパルナスの17か所。

■三越「中村信喬の世界」。
「菩提樹」:悟りを開く前の釈迦の顔がいい。

■スカイホール「第103回北海高等学校美術部どんぐり会展」。生徒さんの作品はまた写真を撮らせていただいたので、別項で紹介することにする。

梁川剛一「キリスト」:弟子の足を洗うキリスト。梁川独特のバタ臭い作品。
本郷新「どんぐり会万歳」:女性の横顔とサインを書いた色紙。珍しいかも。
菊地又男「オホーツクの春」:海から空までぐっと続く青い色。

中田英夫「静物」:カップやボトルを描いた、地味ないい作品。
杉澤玲奈「present for me」:割と若い人の作品だと思うが、北海伝統のダイナミックさの中で、技術が増しているのが分かる。
金澤凌「QmxIZSBSWQgQ2xvYWs=」:多分文字化けしているんじゃないよね、という作品タイトル。作品にも力あり。

この他にも菊池精二、坂坦道、栃内忠男らが卒業生として出品。招待作家は梅津薫、斉藤嗣火、佐藤仁敬、田崎謙一、藤井高志、宮地明人、渡辺貞之、渡會純すけ(すけはにんべんに介)と来るのだから、展覧会としても充実したものである。

■らいらっくぎゃらりい「佐藤菜摘展」。最終日の土曜日はいつも作家の友人たちが沢山いるので、何となく照れてしまいメモを取らずじまいだ。近くで見たので、色彩と共に線を追求していることが良く分かった。また作品に鉛筆でいろいろなひとりごとが書いてあるのだ。「描きたいものに迷う」といったことが書いてあるのだが、悩んでいい時期だと思う。

■時計台ギャラリー「OTANI SELECTION 2013 札幌大谷大学短期大学部美術科+芸術学部美術学科 選抜展」。
川口那由汰「狸小路・すすきの」:熱帯ジャングル化した狸小路と、氷河期が訪れたすすきのを描いたデジタル作品。楽しい。
酒井愛美「靴に目があったなら」:本棚を靴の視線でとらえた写真。単純にして面白い。

■北海道教育大学札幌駅前サテライト「工芸専攻展」。
板津奈々子「小箱」:小箱というタイトルの小壺。古代風の仕上がりがいい。
佐藤歩惟「シカクカクちゃぶ」:寄木細工のちゃぶだい。台の四辺をあえて真っ直ぐに成型していない所がいい。
鈴木希恵「sweet MEMORY」:木製カップには材質によって線がつくられている。その線まではちみつ、レモン、お湯を入れるとはちみつれもんになるという専用カップなのだ。もう一つはココアパウダー、砂糖、冷たい牛乳、最後に温かい湯か牛乳を入れるとココアになるというカップもある。バカバカしくも大真面目。

■北のモンパルナス「亀井由利展」。初期作品は恥ずかしいという亀井さんだったが、色々な傾向の作品を見ることができて、得るものの多い展覧会だった。
「道化師」:1977年の作品。オレンジの色彩と道化師の表情がいい。
「かかえる」:1996年の作品。裸女が花束を抱える作品。絵具の飛び方が現在に近付いている。
「異形と化して生を得る」:女性の裸体像。片方の胸から翼が生えていて、飛び立とうとする気持ちが感じられる。

まずはバーへ

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1軒目でそこそこ食べてしまったので、琴似にやってきての2軒目はバー「D」へ。開店まで少し時間があったので、近くの新古書店で時間をつぶす(本を1冊購入)。

さて、今日の1杯目はカリラ・2000・バーボンカスク・8年から。期待通りの塩臭い味と香りだ。

2杯目は一転してマッカラン・1989・22年(ウイスキートレイル)。甘く上品で、チョコレートにも通じるような味わいがする。

3杯目はカサ・ノブレ・アネホというテキーラ。ウイスキー等に通じる熟成感があるが、酸味が入ることで、またひと味違った飲みやすさも兼ね備えている感じだ。



酔いも加速してきたところで、次に行くことにするか。

今年初めてか

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気がつけば今年初めてとなる居酒屋「D」へ。全く申し訳ない限りである。

最初から酒を頂き(銘柄失念)、通しはつけ揚げを煮たもの。



刺身は結構出てしまったということで、残っていたものからしめ鯖を選択。しかしこのとろけるような味わいは申し分なしだ。



続いて天然ぶりの幽庵焼き。ぶり塩焼が切れてしまったということで、味のついた幽庵焼きになった。しかしこちらもいいね。幽庵地の味はもちろんだが、元々のぶりの味がしっかりしていることが分かる。



酒は東洋美人山廃を頂いてと。酔いも満腹感もかなりのレベルに到達してしまった。しかし、もう一つ何か食べたいなあと珍しく選択したのが、下仁田こんにゃく酢味噌である。



まず妙なこんにゃく臭さがないのがいい。そしてさっぱりした酢味噌、アクセントを付けたい時にゆず胡椒まで付いているのだから素晴らしい。

という所ですっかり出来上がり、よろよろと帰宅。記憶もあいまいな状態であった。
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