■サントリー美術館「高野山の秘宝」。国宝4点(八大童子は1つとカウント)。八大童子立像を見るのは実は3回目(旭川、札幌に続いて)なのだが、まあ良いではないか。
「諸尊仏龕」:これはまさに国宝の名に値する作品。実に細かく彫りこまれた仏の顔はどこかインド調である。口には少し紅をさしてあるのかな。驚くべき細かさで、持っていたら確実にどこか壊してしまいそうだ。
「大日如来坐像」:一木造りで内ぐりが無いという珍しい仏像らしい。金ピカ。
「浮彫九尊仏」:こちらは名刺サイズに彫りこまれた仏の姿。欲しい。
「五大力菩薩像のうち金剛吼菩薩像」:平安時代の巨大な巻物。五大力のうち、三点しか残っていないらしいのだが、それでも同時に展示したらエライことになるだろう。
「不動明王坐像」:水晶の玉眼がキラリと光るかと思いきや、歯も玉歯なのである。
「不動明王坐像」:バックの火炎が龍のように立ちあがっている。
快慶「孔雀明王坐像」:色彩もたっぷり残った、ド派手な孔雀。尾羽が光背の替わりに立ちあがっている。上の明王は真っ黒の御姿だ。
快慶「持国天像」:邪鬼は顔を真正面から踏まれ、足の形にえぐりこまれてる。
快慶「増長天像」:邪鬼の首が180度回転している。
快慶「広目天像」:邪鬼は顔を伏せて、もう頭を踏まれるがままだ。
快慶「多聞天像」:これはノーマルに頭を踏まれている。今回は邪鬼の踏まれ方四態を報告してみた。
快慶「執金剛神立像」:飛び上がりそうな躍動感。上下の動きが感じられる。蔵王権現のポーズに近い。
「澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃」:外側に優雅な千鳥のデザイン。国宝。
ということで、時間は少々余ったものの、濃厚な展覧会3連発なので、これ以上はもう無理だ。しかし、東博でも松濤美術館でもサントリー美術館でも思ったのだが、最近の人は「ガラスケースに触ってはいけない」ということを知らないのかね? 順路という概念も全くない人も多いし、ストレスがたまる。
富士フイルムフォトサロンを眺めて、美術館めぐりは終了。汐留(新橋)へと向かう。
「諸尊仏龕」:これはまさに国宝の名に値する作品。実に細かく彫りこまれた仏の顔はどこかインド調である。口には少し紅をさしてあるのかな。驚くべき細かさで、持っていたら確実にどこか壊してしまいそうだ。
「大日如来坐像」:一木造りで内ぐりが無いという珍しい仏像らしい。金ピカ。
「浮彫九尊仏」:こちらは名刺サイズに彫りこまれた仏の姿。欲しい。
「五大力菩薩像のうち金剛吼菩薩像」:平安時代の巨大な巻物。五大力のうち、三点しか残っていないらしいのだが、それでも同時に展示したらエライことになるだろう。
「不動明王坐像」:水晶の玉眼がキラリと光るかと思いきや、歯も玉歯なのである。
「不動明王坐像」:バックの火炎が龍のように立ちあがっている。
快慶「孔雀明王坐像」:色彩もたっぷり残った、ド派手な孔雀。尾羽が光背の替わりに立ちあがっている。上の明王は真っ黒の御姿だ。
快慶「持国天像」:邪鬼は顔を真正面から踏まれ、足の形にえぐりこまれてる。
快慶「増長天像」:邪鬼の首が180度回転している。
快慶「広目天像」:邪鬼は顔を伏せて、もう頭を踏まれるがままだ。
快慶「多聞天像」:これはノーマルに頭を踏まれている。今回は邪鬼の踏まれ方四態を報告してみた。
快慶「執金剛神立像」:飛び上がりそうな躍動感。上下の動きが感じられる。蔵王権現のポーズに近い。
「澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃」:外側に優雅な千鳥のデザイン。国宝。
ということで、時間は少々余ったものの、濃厚な展覧会3連発なので、これ以上はもう無理だ。しかし、東博でも松濤美術館でもサントリー美術館でも思ったのだが、最近の人は「ガラスケースに触ってはいけない」ということを知らないのかね? 順路という概念も全くない人も多いし、ストレスがたまる。
富士フイルムフォトサロンを眺めて、美術館めぐりは終了。汐留(新橋)へと向かう。