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Channel: 散歩日記X
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小さな蝦蛄祭り

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本日は3連休の中日でもあり、小樽に向かうことにした。札幌で何軒かのギャラリーに行った後、JRで小樽へ。時間調整もあったので、あえて快速ではなく鈍行に乗る。手稲を過ぎたあたりから、社内の人は激減。まどから石狩湾が見える。





小樽駅に到着。冬場恒例のガラス作品展示がされている。

北一硝子工房スタッフ「冬のギフト」。左下では熊同士でいくら丼が手渡されている。



市立小樽美術館の展示はいずれ札幌に来るものなのでパスして、オーセントギャラリーを見た後、小樽文学館カフェでコーヒー&マンガ休憩。



天気はまだ雪になっていない(後で、ほんの少し雪がちらついていた)。



懸案だった丸井今井小樽店の跡地は、老人福祉施設と病院に建て替わっていた。空き地として放置されないだけマシだが、とくに開店している店が少ない日曜日のアーケード街は寂しく感じられる。



駅近くに戻り、久しぶりに蕎麦の「Y」へ。小樽蝦蛄祭りの期間中とあって混雑しているかと思ったが、それほどでもなかった。まずはハートランドの小ビールでスタート。

 

この時期に出る季節メニュー(多分)、しゃこぬた。爽やかな味。これはもちろん酒だろうということで、ひこ孫を燗で頂く。ちょっとだけついて来る蕎麦味噌が嬉しい。





続いて焼き蝦蛄。雄雌の2匹が蕎麦のかえしを使った甘辛いタレで焼かれている。香ばしさと蝦蛄の味わいで手が止まらない。さらに大七を燗で追加。



これで私の小規模な蝦蛄祭りは終了。この寒空に、本当の蝦蛄祭りに行く気はしないのだ。次はなぜか突然食べたくなったイカ天。これが想像をはるかに上回る旨さ。噛んだとたんに衣の中から、旨いイカ汁があふれ、イメージしていた歯ごたえとは全く異なる柔らかさなのである。



日置桜を追加し、塩ウニを注文。ちょっとしょっぱい塩ウニだが、酒に合わせると素晴らしい力を発揮する。



最後はもちろんセイロそば。新そばをしゃきっと頂く。締めの蕎麦湯がまさに申し分のない濃度であった。



おっと、意外と遅くなった。次に行こう。

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