本日は資料館→道新→時計台→赤れんが→東急→大丸→紀伊国屋→大通→富士フイルム→三越→スカイホール→さいとう→市民の13か所。途中から、炎天下を長時間歩くギャラリーは無理だと、あきらめモードに。
■道新ギャラリー「佐藤仁敬 挿絵原画展」。中野京子「橋をめぐる物語」の原画展である。文章を含め、結構見入ってしまった。
■時計台ギャラリー「サッポロ未来展」。見ごたえのある作品が多かったが、次の小品が一番印象的だった。
谷地元麗子「障子のぞき」:ここに登場する猫の緑の目が素晴らしかった。
■道庁赤れんが「サッポロ未来展」。サハリンの招待画家の出品があったが(時計台ギャラリーでも)、イメージ通りに(そこそこ)重々しいロシア風絵画もあれば、アニメやコミックに影響を受けた作品、そしていわゆる現代美術作品と、バリエーションがあった。
■道庁赤れんが「歴鉄! ほっかいどう~トロッコから新幹線まで~」。建物を出ようとしてふっと左手を見ると、珍しいことに1階5号会議室で鉄道に関する展示が行われていた。
義経号、大勝号のヘッドマークなど(レプリカ)。
「国有記念写真帖」。鉄道が国有化されたときに、駅ごとに記念に撮影されたもの。写真は倶知安停車場だそうだ。
「車両表示板」「タブレット・キャリアー」「改札鋏」。「からまつ」は釧路―小樽間を走る夜行「普通」寝台列車、「北海」は函館―旭川間を小樽経由で走る特急(食堂車付き)、「天都」は興部から網走まで走るマニアック路線だった模様。しかし、カラマツトレインって、ここから取った名前なのか。
次は言わずと知れた「北斗星」のヘッドマーク。レプリカとは書いていなかったような気がする。
そして1970年(昭和45年)の新幹線鉄道網計画案。1970年って、結構、最近のような気がするのだが、函館―札幌―旭川―稚内、旭川―網走、札幌―釧路まで新幹線の計画があったとは! まあ、オイルショック前の話だからなあ。
なかなか、面白かった。
■東急催物場「東京写真月間2016特別企画展 矢野直美「人あかりの路」」。鉄道にまつわるものを明確に撮影するわけではないが、旅情を感じさせられる写真展だ。
■東急催物場「東京写真月間2016特別企画展 「青春18きっぷ」ポスター紀行」。駅や風景をまさにポスター向けに撮影したものより、旅をする女性の旅日記風に何十点かの写真をちりばめたものが、良かった。色々な街に行ってみたくなる。何のために旅に出たくなるかというと、私の場合「まだ見ぬものがそこにあるから」というのが強いと思う。
同じ催物場で古書販売(鉄道もの多し)と鉄道グッズ販売をやっていたのだが、鉄道好きって幅広くいるんだな。どう見てもそうは見えないお婆ちゃんらしき人が、グッズを必死に選別していた。
■さいとうギャラリー「夏まつり「虫展」」。気になる作家をメモ書き。
佐藤麗子「はるひ」:アゲハチョウか?
亀井由利「蚊柱」:赤地にかすかな緑の点。
阿地信美智「カフカか。」:虫に変身した男が。
水戸麻記子「異種格闘技」:子供とカブトムシが同サイズで対決。こうしてみると、人間の体はひ弱だ。
■市民ギャラリー「第62回高文連石狩支部美術展」。
佐藤楓華「ゆめ」:二人の女子高生の顔を描いた作品。立体感が妙に上手い。
北上彩恵「フルーツ山」:私はフルーツケーキが好き! と叫ぶ作品。こういう「山の日」もあるか。
吉野萌美「帆立貝の網焼き」:それに対抗して、私は帆立貝が好き!
寺山留菜「フルーツペンギンパラダイス」:スイカ、メロン、イチゴの模様をしたペンギン。ありそうであまりない発想。
高橋瑠衣「牛舎跡地」:手前に農機具、背を向けて歩く父。
鈴木沙弥「静観」:レストランの天井にある煉瓦と木材。視線の角度がいい。
佐藤里奈「晩夏」:夏空と手前の道路にしゃがみ込む子供。
西谷彩乃「左折」:現実世界と、サイドミラーの中に見える世界。札幌国際情報高校の作風はいずれも1画面内に2面性を持ち込んでいるところが上手いのか。
桑田佳凛「criticize」:中央に女性の顔、その上に虎と羊を配し、普通に「上手い」と言えるレベル。
高橋亮子「ライン」:円形の針金で形作った羊。体の中にもぐるぐる巻いた針金の物体が入っているのがなんかいい。
川島萌「至福」:音楽を聴く至福のシーンだが、体形と顔が少しデフォルメされているのは、マンガの技法と思える。
竹山玲太「勇姿」:木の歯車のようなものを集めた2本の脚。すっくと立っている。
ふう、燃え尽きた。
■道新ギャラリー「佐藤仁敬 挿絵原画展」。中野京子「橋をめぐる物語」の原画展である。文章を含め、結構見入ってしまった。
■時計台ギャラリー「サッポロ未来展」。見ごたえのある作品が多かったが、次の小品が一番印象的だった。
谷地元麗子「障子のぞき」:ここに登場する猫の緑の目が素晴らしかった。
■道庁赤れんが「サッポロ未来展」。サハリンの招待画家の出品があったが(時計台ギャラリーでも)、イメージ通りに(そこそこ)重々しいロシア風絵画もあれば、アニメやコミックに影響を受けた作品、そしていわゆる現代美術作品と、バリエーションがあった。
■道庁赤れんが「歴鉄! ほっかいどう~トロッコから新幹線まで~」。建物を出ようとしてふっと左手を見ると、珍しいことに1階5号会議室で鉄道に関する展示が行われていた。
義経号、大勝号のヘッドマークなど(レプリカ)。
「国有記念写真帖」。鉄道が国有化されたときに、駅ごとに記念に撮影されたもの。写真は倶知安停車場だそうだ。
「車両表示板」「タブレット・キャリアー」「改札鋏」。「からまつ」は釧路―小樽間を走る夜行「普通」寝台列車、「北海」は函館―旭川間を小樽経由で走る特急(食堂車付き)、「天都」は興部から網走まで走るマニアック路線だった模様。しかし、カラマツトレインって、ここから取った名前なのか。
次は言わずと知れた「北斗星」のヘッドマーク。レプリカとは書いていなかったような気がする。
そして1970年(昭和45年)の新幹線鉄道網計画案。1970年って、結構、最近のような気がするのだが、函館―札幌―旭川―稚内、旭川―網走、札幌―釧路まで新幹線の計画があったとは! まあ、オイルショック前の話だからなあ。
なかなか、面白かった。
■東急催物場「東京写真月間2016特別企画展 矢野直美「人あかりの路」」。鉄道にまつわるものを明確に撮影するわけではないが、旅情を感じさせられる写真展だ。
■東急催物場「東京写真月間2016特別企画展 「青春18きっぷ」ポスター紀行」。駅や風景をまさにポスター向けに撮影したものより、旅をする女性の旅日記風に何十点かの写真をちりばめたものが、良かった。色々な街に行ってみたくなる。何のために旅に出たくなるかというと、私の場合「まだ見ぬものがそこにあるから」というのが強いと思う。
同じ催物場で古書販売(鉄道もの多し)と鉄道グッズ販売をやっていたのだが、鉄道好きって幅広くいるんだな。どう見てもそうは見えないお婆ちゃんらしき人が、グッズを必死に選別していた。
■さいとうギャラリー「夏まつり「虫展」」。気になる作家をメモ書き。
佐藤麗子「はるひ」:アゲハチョウか?
亀井由利「蚊柱」:赤地にかすかな緑の点。
阿地信美智「カフカか。」:虫に変身した男が。
水戸麻記子「異種格闘技」:子供とカブトムシが同サイズで対決。こうしてみると、人間の体はひ弱だ。
■市民ギャラリー「第62回高文連石狩支部美術展」。
佐藤楓華「ゆめ」:二人の女子高生の顔を描いた作品。立体感が妙に上手い。
北上彩恵「フルーツ山」:私はフルーツケーキが好き! と叫ぶ作品。こういう「山の日」もあるか。
吉野萌美「帆立貝の網焼き」:それに対抗して、私は帆立貝が好き!
寺山留菜「フルーツペンギンパラダイス」:スイカ、メロン、イチゴの模様をしたペンギン。ありそうであまりない発想。
高橋瑠衣「牛舎跡地」:手前に農機具、背を向けて歩く父。
鈴木沙弥「静観」:レストランの天井にある煉瓦と木材。視線の角度がいい。
佐藤里奈「晩夏」:夏空と手前の道路にしゃがみ込む子供。
西谷彩乃「左折」:現実世界と、サイドミラーの中に見える世界。札幌国際情報高校の作風はいずれも1画面内に2面性を持ち込んでいるところが上手いのか。
桑田佳凛「criticize」:中央に女性の顔、その上に虎と羊を配し、普通に「上手い」と言えるレベル。
高橋亮子「ライン」:円形の針金で形作った羊。体の中にもぐるぐる巻いた針金の物体が入っているのがなんかいい。
川島萌「至福」:音楽を聴く至福のシーンだが、体形と顔が少しデフォルメされているのは、マンガの技法と思える。
竹山玲太「勇姿」:木の歯車のようなものを集めた2本の脚。すっくと立っている。
ふう、燃え尽きた。