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Channel: 散歩日記X
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ちょうどいい東京(7)

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昼食を取ったファミレス前のマンションには、石の動物たちが沢山いる。







私は「ビルヂング」表記の看板を集めていたりするが、「マンシオン」表記は初めて見た。



紅葉を眺めつつ、藝大方面に戻る。今回のタイトル「ちょうどいい」は何がちょうどいいかというと、東京の気温なのである。こちらに住む人の感覚では寒いらしいが、私にとっては全く寒くなく、歩いていても変に汗をかかないくらいの気温なのである。



■東京藝術大学「全国美術・教育リサーチプロジェクト-文化芸術基盤の拡大を目指して-」。東京藝大美術館では幼稚園児から大学生、さらに藝大の卒業生(藝大の先生を含む)の作品展示ということで、無料の展覧会が開催されている。

上岡佑哉「野球」:中学3年生の時の作品だが、この前のめりの迫力はかなりいい(写真が悪くて申し訳ない)。



矢野佑貴「うぶすな」:セーラームーンの顔を合体させ、白いドレスで卵を持つ女性。スカートの中には「生命の樹」が描かれている。



山口晃「来迎圖」。この人の作品を見ることができるのは嬉しい。



小島久典「東大寺中性院弥勒菩薩立像想定復元摸刻」。なかなかのありがたさで、下から見上げるように撮影してみた。



小谷元彦「-」:子供のころプロレスファンだった時代の夢の対戦やプロレスエッセイ。マスカラスVSデストロイヤー、アニマル・ウォリアーVSスタン・ハンセン、ホーガンVSケリー・フォン・エリックなど、微妙なカードが入っているのも感じが出ている。

展覧会のサブタイトルには「子どもは誰でも芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。」というピカソの言葉が使われている。展示の一番最初にあった日比野克彦の作品は、子供のころと2016年の作品がどちらがどちらか分からず、ある意味さすがだと思った。



■東京藝術大学「退任記念 木戸修展 SPIRAL 螺旋の軌跡」。作品の形も良いが、表面に周囲のものがうつり込む効果も面白い。









ここまで来たので、ついでに黒田記念館にも立ち寄っておく。


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