この前、東京の美術館巡りをした時のぐるっとパスがまだ使える。ということで、ニューオータニ美術館の「大谷コレクション展」へ。
アンドレ・ブラジリエ「ヴェニス」:濃淡のある黒で一筆書きのようにゴンドラを描き、ほぼ青だけを使った風景。夕焼の赤が少しだけある。
ベルナール・ビュッフェ「カフェの男」:版画で良く見る極端な太く黒い線ではない。無機質で静かなカフェだ。
ベルナール・ビュッフェ「風車小屋」:三角形の屋根、円筒形の建物、そして四角い建物。孤独感が感じられる。
アンドレ・コタボ「カフェ・ロトンド」:かなりの厚塗りで、抽象画に近付いている作品。
キース・ヴァン・ドンゲン「花」:赤、薄紫、青で力強い花を描いている。
モーリス・ド・ヴラマンク「花束」:結構カラフルな花の画で、この先のヴラマンク作風へのとば口に立っている感じだ。
小ぢんまりとしたコレクション展なのだが、こういうのを何気なく見ることができるというのは、地方在住の人には考えられない。
新橋に移動し、パナソニック潮留ミュージアムで「幸之助と伝統工芸」展。
北大路魯山人「織部鉄絵鳥文四方皿」:上半分は緑釉、下半分は茶色地に鳥を描いた、大らかな作品。
十三代今泉今右衛門「色鍋島緑地草花文花瓶」:花の文様を幾何学的に並べて、何だかユーモアが漂ってくる。
清水卯一「藍青瓷鉢」:氷列文と鉢の縁のうねりが、まるで銀河系を思わせるスケールの大きな作品。
濱田庄司「柿青掛分白格子文角皿」:ざっくり白い十字に釉薬をかけ、柿色と青を配置した作品。やるねハマショー。
番浦省吾「双蛸図漆貴重品筥」:蛸の足の曲線と、吸盤の円。近代アートのシャープさを感じる。
近現代工芸品を静かに見ることができた。
ところでこのミュージアムのロッカーは、バーコードを使った鍵なしシステムなのである。受付で渡してくれるバーコードを下のセンサーに近づけると、ロッカーが自動的に開くのだ。ちょいと、面白かった。
よし、後は一杯やって帰ろう。
アンドレ・ブラジリエ「ヴェニス」:濃淡のある黒で一筆書きのようにゴンドラを描き、ほぼ青だけを使った風景。夕焼の赤が少しだけある。
ベルナール・ビュッフェ「カフェの男」:版画で良く見る極端な太く黒い線ではない。無機質で静かなカフェだ。
ベルナール・ビュッフェ「風車小屋」:三角形の屋根、円筒形の建物、そして四角い建物。孤独感が感じられる。
アンドレ・コタボ「カフェ・ロトンド」:かなりの厚塗りで、抽象画に近付いている作品。
キース・ヴァン・ドンゲン「花」:赤、薄紫、青で力強い花を描いている。
モーリス・ド・ヴラマンク「花束」:結構カラフルな花の画で、この先のヴラマンク作風へのとば口に立っている感じだ。
小ぢんまりとしたコレクション展なのだが、こういうのを何気なく見ることができるというのは、地方在住の人には考えられない。
新橋に移動し、パナソニック潮留ミュージアムで「幸之助と伝統工芸」展。
北大路魯山人「織部鉄絵鳥文四方皿」:上半分は緑釉、下半分は茶色地に鳥を描いた、大らかな作品。
十三代今泉今右衛門「色鍋島緑地草花文花瓶」:花の文様を幾何学的に並べて、何だかユーモアが漂ってくる。
清水卯一「藍青瓷鉢」:氷列文と鉢の縁のうねりが、まるで銀河系を思わせるスケールの大きな作品。
濱田庄司「柿青掛分白格子文角皿」:ざっくり白い十字に釉薬をかけ、柿色と青を配置した作品。やるねハマショー。
番浦省吾「双蛸図漆貴重品筥」:蛸の足の曲線と、吸盤の円。近代アートのシャープさを感じる。
近現代工芸品を静かに見ることができた。
ところでこのミュージアムのロッカーは、バーコードを使った鍵なしシステムなのである。受付で渡してくれるバーコードを下のセンサーに近づけると、ロッカーが自動的に開くのだ。ちょいと、面白かった。
よし、後は一杯やって帰ろう。