金刀比羅宮の山を下りる途中、最初に目に入るのは書院である。表書院では円山応挙の障壁画が公開されており、奥書院の伊藤若冲「花丸図」は非公開であった。若冲好きの私はここをパスしてしまったのだが、後で紹介ビデオを見たら応挙の障壁画もかなり良いもののようだった。ちょっと後悔である。
そして私はここに入る。
■高橋由一館「常設展」。
「桜花図」:桜の花よりも、それを生けた桶の木材と周りの草に目が行っているのがポイント。
「豆腐」:そうか、ここで常設しているのか。
「燧具」:火をつける道具をリアリズムに徹して描いた作品。
「洲崎」:チャールズ・ワーグマン仕込みの風景画。
「琴平山遠望」:やはりこういう作品は地元にあってほしい。
「月下隅田川」:小襖仕立てにした絵画だが、月光と川の暗さが光線画のようである。
私は一応、高橋由一展も見たことがあるのだが、これだけまとめて由一の作品を見ることができるというのも、不思議な感じがする。
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■金刀比羅宮宝物館「こんぴらさんの”おもしろ”展」。
狩野尚信「出山釈迦並梅竹図」:すっくと竹が伸び、カクカクと梅の枝が伸びるスッキリした作品。
伝円珍「不動明王図(血不動)」:黒い肌に炎が伸び、迫力がある。
伝空海「大黒天像(千体大黒)」:25個×40行で本当に大黒が千体描かれている。伝空海筆とありながら、時代が「江戸時代」というのはどういうことか。
歌川国芳「讃岐院眷族をして為朝をすくふ図」:そうかこの天狗たち、讃岐の出身なのか。
冷泉為恭「勝絵模本」:あらゆる男たちが放屁合戦を繰り広げる図。昔からバカ作品というのはあったのだなあ。
「十一面観音立像」:平安仏で重文。胸のあたりのようらくは描いたものであるのが、珍しいように思う。頭部には十一面観音は無く、その辺も不思議である。解説してほしい気持ちになる。
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これでほぼ力尽き、旧金毘羅大芝居(金丸座)の建物をちょっとだけ眺めてから、駅方面へ。
人の少ないアーケードを通り、帰りは琴電琴平駅へ。
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せっかくだから、ことでんに乗ってみたいではないか。琴平駅からの発車はなんと30分に1本ということで、しばらく辺りをぶらぶらして待つ。
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やっと電車が来たので乗り込む。
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確か5両編成くらいだと思ったが、最初のうちは驚愕するほど客が少ない。その後、徐々に客は増え、約1時間で瓦町駅に到着した。結構、時間がかかるね。
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そして私はここに入る。
■高橋由一館「常設展」。
「桜花図」:桜の花よりも、それを生けた桶の木材と周りの草に目が行っているのがポイント。
「豆腐」:そうか、ここで常設しているのか。
「燧具」:火をつける道具をリアリズムに徹して描いた作品。
「洲崎」:チャールズ・ワーグマン仕込みの風景画。
「琴平山遠望」:やはりこういう作品は地元にあってほしい。
「月下隅田川」:小襖仕立てにした絵画だが、月光と川の暗さが光線画のようである。
私は一応、高橋由一展も見たことがあるのだが、これだけまとめて由一の作品を見ることができるというのも、不思議な感じがする。
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■金刀比羅宮宝物館「こんぴらさんの”おもしろ”展」。
狩野尚信「出山釈迦並梅竹図」:すっくと竹が伸び、カクカクと梅の枝が伸びるスッキリした作品。
伝円珍「不動明王図(血不動)」:黒い肌に炎が伸び、迫力がある。
伝空海「大黒天像(千体大黒)」:25個×40行で本当に大黒が千体描かれている。伝空海筆とありながら、時代が「江戸時代」というのはどういうことか。
歌川国芳「讃岐院眷族をして為朝をすくふ図」:そうかこの天狗たち、讃岐の出身なのか。
冷泉為恭「勝絵模本」:あらゆる男たちが放屁合戦を繰り広げる図。昔からバカ作品というのはあったのだなあ。
「十一面観音立像」:平安仏で重文。胸のあたりのようらくは描いたものであるのが、珍しいように思う。頭部には十一面観音は無く、その辺も不思議である。解説してほしい気持ちになる。
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これでほぼ力尽き、旧金毘羅大芝居(金丸座)の建物をちょっとだけ眺めてから、駅方面へ。
人の少ないアーケードを通り、帰りは琴電琴平駅へ。
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せっかくだから、ことでんに乗ってみたいではないか。琴平駅からの発車はなんと30分に1本ということで、しばらく辺りをぶらぶらして待つ。
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確か5両編成くらいだと思ったが、最初のうちは驚愕するほど客が少ない。その後、徐々に客は増え、約1時間で瓦町駅に到着した。結構、時間がかかるね。
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