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Channel: 散歩日記X
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20130706ギャラリー巡り

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本日は近美→三岸→資料館→創→三越→スカイホール→さいとう→ARTスペース201→市民→道新→時計台→たぴお→大同→紀伊国屋→教育大サテライト→大丸→CAI02→富士フイルム→NEW STARの19か所。良く頑張った。

■北海道立近代美術館「シャガール展」。どうもシャガールは好みでないのである。あのふわふわした線と物理法則を無視した感じのする人物配置が好きではないのだ。しかし、多分何点かは傑作なのだと思う。

「アルルカン」:青の背景に緑と赤のアルルカン。服の袖が水色という、色彩バランスとしては相当難しい所をこなしている。
「画家と雄鶏」:水墨画なのである。紙も和紙のような感じがする。

多分、シャガール好きな人が行けば、楽しいだろうとは思う。



■三岸好太郎美術館「絵からとびだしておいで!」。なかいれいのマ〜ルとのコラボレーション展覧会。なかいれいの新作(油彩作品もあり)が楽しい。
なかいれい「マ〜ル、三岸好太郎に会う」:これは2010年の作。蝶の飛ぶ青空に浮かぶ扉から螺旋階段が伸び、降りてくる三岸とマ〜ルが出会うという、とても素敵な作品。
三岸好太郎「絵付け革袋」:これは初めて見たと思う。



■さいとうギャラリー「グループ象EXHIBISION」。シャガールの展覧会について質問され、全然記憶が無くて困る。すみません、至極あっさり流してしまったのです。芦別にアトリエを構えたという川上さん。ぜひガタタンを食べて、いい店を紹介して下さい。

■市民ギャラリー「七月展」。
佐藤真奈美「孵化」:ちょっと人体改変のような不気味な感じが入りつつも、全体的な構成に破たんが無い。完成度が高いと思う。
八谷聡大「再生の唄」:細かく隅々まで楽しんで描いている作品。
小西宏枝「CLOUD IN NIGHT」:私には雲というよりは、水しぶきのようにも見える。足元の複雑な形がDNAっぽいというか、興味深い造形である。
桂明友美「色彩剥奪論」:このチャレンジングなタイトルなのだから、周りの色彩のある作品を圧倒するくらいのモノクロ作品を提示して欲しいと思う。その意気やよし! ではある。

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